彼女は僕のことがキライ-V‐ (ページ22)

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22.デフィページ22

「ひょん、ごめん」

「・・いや・・いいよ」

車へ戻る途中、歩きながら話す。

「何か言いかけたから・・」

「ん、でもいいよ。ありがと、デフィや。変な事させて悪かったな」

「ううん。あの子、いい子みたいだったし、大丈夫だよ？だってほら、連絡先交換したのに、

何も言ってこないから。すぐに来ない子は、信用できる(笑)」

「お前・・本当に良いヤツ。・・今、連絡先教えてもらってもいい？」

「おっけー♪」

ひょんがこんな風に僕に頼るなんて、珍しくて。

いつも助けてもらってるから、こういう時は嬉しい。

年下の僕にも、出来ることがあるんだって。

「作戦考えなくちゃね(笑)。いきなり突っ走ったら、向こうも驚いて逃げちゃう(笑)」

「もう、引いてたみたいだけど」

「大丈夫＾＾僕が何とかするから。ひょんは安心してていいよ＾＾」