彼女は僕のことがキライ-V‐ (ページ14)

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14.You ページ14

「どういうことですか？」

≪足も治ったのなら、夏休みになるし、韓国へ遊びに来られたらどうかと≫

「え・・・？」

≪こちらとしても、申し訳なかったと言うか、きちんとお詫びもしたいので≫

「あー・・・。でも、その件はもう、大丈夫です。後遺症もないですし」

≪ええ、ですから一度こちらも実際に見て、確認したいんです≫

スタッフ、しつこいんですけど(笑)。

韓国は行きたいし、魅力的だけど。

それだからって、行かないよね？？

なんて、思っていると。

≪あの、それから・・チケットとか、宿泊とか、食事とか諸々は、すべてこちらで手配致します。

Aさんはただ、来て下さればいいんです＾＾≫

うわぁ～・・・心がグラグラしてるぅ・・・。

タダとか、招待とか弱いんだよねぇ(笑)。

「あの・・・ちなみに、友達一人連れて行ってもいいですか？」

≪ええ、もちろん！≫

ああ・・私、何聞いてるんだ。

これはもう、行くしかないじゃないの。

目の前のサキは、話をしていないのに、もうすでに目をキラキラさせてすべてわかってるみたい。

と、言うことで。

私とサキは夏休みに韓国へ行くことになりました。