彼女は僕のことがキライ-V‐ (ページ1)

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1.テヒョンページ1

はぁ～・・かったるい。

今日は握手会のイベントの為に、日本まで来てる。

まぁ、でも、俺ってこのビジュアルでしょ。

適当にやってもファンは泣いて喜んでくれる。

一人一人いちいちやってられっかっての。

ひょんたちは、それでも一人一人対応してるみたいだけど。

面倒くさくないのかな。

ジョングギんとこなんか、毎回超高速って聞くよ(笑)。

俺もさっさと終わりたい。

ファンとの交流なんて、疲れるだけだしな。

適当に、流しながらの握手会。

俺の前を、どんどん人が流れてく。

と、流れが急に止まる。

ん？どうした？

不機嫌そうな女の子。

と、思いきや、急に笑顔になる。

「ありがとーございまーす」

俺はいつも通り流す。

と、俺との握手が終わり、ブースを出る瞬間、

チッ。

え、舌打ち！？

一瞬耳を疑って振り返るけど、

そこにはもう、その子はいなかった。

何、今の！？

俺の、気のせい・・なのかな？