suju-BABY IS MINE-

「ほおら、おデブと変人ですよお」 ページ5

「えっ、何！何！どうしたの!?」

さっきまでとは別人の様に
慌て出すトゥギヒョンと
困った顔でミギョンの頭を撫でる
ハンギョンヒョン。

「おい！ウニョク
　お前番組で子どもあやしてただろ？
　やれ！」
ヒチョルヒョンの無茶ぶりに
ウニョクが首がもげそうなくらい
頭を横に振った。

「はあ!?無理無理！
　あの時は赤ん坊だったから
　こう、フィーリングでいけたけど
　このくらいの子は無理だよ！」

そうしてる間に
ソンミンがシンドンヒョンと兄さんを
ミギョンの前につきだして

「ほおら、おデブと変人ですよお」
と言ってるが完全に逆効果。
ミギョンはさらに泣き出す。

「ドンへヒョン女の子の扱い上手いんだから
　なんとかしてよ」
とキボムが俺の背中を押してくる。

「女の子って若すぎるわ！
　てか人聞きの悪いこと言うなよ！」

「お腹減ってるのかなあ
　シウォンヒョンなんか持ってる？」
「えっ、ガムならあるけど…
　カンインヒョンはなんか持ってませんか？」

リョウクとシウォンに見つめられ
カンインヒョンは冷蔵庫から何か持ってくる。

「俺のつまみのスルメなら…」
suju「いや、子ども食べないから！
　 てかなんで冷やしてんだよ!?」


改めてsujuってろくな大人いないな…

と俺はタコダンスを始める
イェソンヒョンを見ながら思う。

なんかシンドンヒョンとウニョクは
一発芸始めてるし…

おいおい
楽しそうにガールズトーク始めるなよ。
シュキラ組！

トゥギヒョンのいないいないばあに
ハンギョンヒョンがウケてるし。

シウォンは腹筋しながらあやそうとしれるわ、
ヒチョルヒョンとカンインヒョンは酒飲もうと
し始めてるし！

誰かミギョンの泣き声と
このカオスを止めてくれ!!!

俺が寝かけてる隣のキボムをどつきながら
そう思っていると

「帰ってきましたよ」
というキュヒョンの声と
「お邪魔します！」
という若い女の子の声が聞こえてきた。

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