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忘れられない ページ12

「...おーい、A。さっきからぼーっとしてるけどなんかあった?

かれこれその状態で30分は経ってるけど」


「昨日五条の部屋に侵入したんだけどさ、

その時の五条の表情が頭から離れないんだよね」


「は?五条の部屋に侵入した?」



硝子は目を点にする。


そりゃそうだ。驚かれるのも仕方ない。



「うん。なんかヒント見つけらんないかなーって思って侵入してみたんだよね。

まあこっぴどく見つかったんだけど」


「Aって結構大胆な行動とるよな。五条の部屋に侵入するとか怖いもの知らずかよ」


「え、そう?夏油の部屋に侵入する方がヤバい感じしない?」


「いやそれはそうだけど...五条の部屋に侵入するのもヤバいだろ」



硝子はため息をつきながら、やれやれと肩を下に落とした。



「...で、五条の表情がなんだって?」


「いやなんかね、怒ってたからか分かんないんだけど、突然五条に壁に追い詰められてさ。

その時の顔がなんかこう、惹きつけられるものがあったというか...興味深いというか...」


「へぇー、なんだか面白いことになってんじゃん」


「...そう?なんかSっ気ある少女漫画のイケメンみたいな台詞言われたからさ、

危うく私のこと好きなのかと勘違いしそうになったよwあいつも女誑しなとこあるもんねー」


「え、お前それマジで言ってんの?」


「ん?どういう意味?」


「はぁ........」



更に大きなため息をつかれ、私は頭を抱えた。


...え、私なんか変なこと言った?五条ってすーぐ女の人落とすしそのくせ興味無いよね?


もしかして硝子って五条のこと女誑しだと認識してない?


...ずっと一緒にいると感覚って麻痺するもんなの?



「まあ、あれだ。お前って結構面倒くさいよな」


「え、突然悪口言われたんだけど??」


「他のやつにもやらないほうが良いぞ、それ。100%嫌われる」


「ま、マジで!?気をつける...」

自分の意志じゃない?→←初めて見た表情



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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
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雨宮 - まさかの理由で驚きました、面白かったです。 (12月6日 19時) (レス) @page24 id: ec3fa44d4f (このIDを非表示/違反報告)
レイあむ(プロフ) - ここの作品w多すぎて笑うwwwwwwwwwwwwというか最後のとこコーラ吹きかけたwwwwwww (8月27日 22時) (レス) @page24 id: ae270fba38 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま - 夏油で爆笑し過ぎてお腹痛いですwwwwwww (2022年4月30日 8時) (レス) @page15 id: 02bf7face2 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま - だwwめwwwwwww (2022年4月30日 8時) (レス) @page15 id: 02bf7face2 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初コメ失礼しまwすw(←ずみ“ま“ぜん“ 五条が…黒髪…夏油が…白髪……ブッwwwwwwwwまwしwwwwwwぬるwwww(←大丈夫か?お前…)面白いです!頑張ってください! (2022年4月23日 12時) (レス) @page11 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碓氷エマ | 作成日時:2022年4月16日 22時

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