五条悟が髪を黒染めしてきた【五条悟】

楽しいクイズ ページ2

「ふっふ〜ん！どう？やっぱ惚れた？」



五条はニヤニヤとしながら私の顔を覗いている。


...いや、普通になんで！？


だって前までは、『俺の髪真っ白でカッコよくない？イケメンで最強とか罪人かよ』とか

ほざいてたのに。


もう真っ白どころか真っ黒になっちゃってんじゃん。正反対の道行っちゃってんじゃん。


五条も遂に頭おかしくなった？いや、頭おかしいのは元々か...



「....A〜？そんな固まってどうした？」


「な、なんで黒くしたの...？前はあんなに白髪自慢してきたのに...」


「なんで黒くしたのか？うーん、そうだな...」


「じゃあ、折角ならクイズにしよーぜ。制限時間は1週間後な。

お前が当てられたらお前の願いを一つだけなんでも聞いてやるよ。

そして、お前が当てられなかったら俺の願いを聞いてもらうってことで」


「は、はぁ！？クイズ？」


「別に傑とか硝子とかに協力してもらってもいいよ。じゃ、そういうことだから！」



五条は私の肩にポンッと触れ、そそくさと教室を出ていってしまった。


...クイズって何！？ちょっと難しすぎない！？


五条がなんで黒髪になったかなんて知らないよ...


...でも、あの五条が黒髪になっただなんて何かあったに決まってる。



「はぁー...ちょっと面倒くさいけどやるか...」



暇だし、やってみるのも案外いいかもしれない。


それに正解できたら願いをなんでも聞いてくれるらしいし。


...よし、まずは事情聴取だ。夏油と硝子に何か知ってるか聞こう。


もしかしたら2人なら理由を知ってるかもしれない。


...今思ったけど、もしこれで2人が知ってたらこのクイズめちゃくちゃ簡単なのでは？


なんかやる気出てきたな。



「夏油ー、硝子ー、五条の髪について知ってることあるー？」


「「知らなーい」」


「.....あはは、だよねー。」

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