検索窓
今日:21 hit、昨日:13 hit、合計:41,103 hit

49 ページ50

社長「今日は助かりました。

若いのに素晴らしい弁護士ですね。」

A「ありがとうございます。

では、私はこれで。」

仕事を終わらせ社長と握手を交わした

社長「…あぁ、そうだ浅岡先生。

実は貴方を紹介して欲しいと言う

友人が居るんですが」

A「紹介、ですか」

社長「もちろん、仕事でですよ。

最近、顧問弁護士と喧嘩したらしく、

新しい顧問弁護士として

浅岡先生を紹介して欲しいと」

新しいクライアント!!

こんな簡単にできることほとんど無いよね!?

チャンスというやつでは?!

A「そうですか、ぜひ。」

社長「それは良かった!坂上ホールディングスの

坂上社長をご存知ですか?」

A「…坂上…ってあの大手ホテル企業の?!」

関東では超がつくほど有名な一流企業。

レストランやサービスは最高級。

最近五つ星を獲得した。

そんな企業の顧問料…!

昇格に一歩近づくこと間違い無し!!

社長「えぇ、会って頂けますか?」

A「もちろん!ぜひ、お会いしたいです!」

社長「では、今夜開く食事会の時でも

よろしいですか?」

A「…食事会」

社長「招待状をお渡ししておきますね。」





A「…っ、何着ていこうかな」

普通はドレスアップが基本なのだろうが…

オフィスの長机に数着服を並べて腕を組む。

正直、こう言うのは嫌いというか苦手というか…

選べねぇぇー!

幸村「あらA、楽しそうな事してるわね。」

チカちゃんがワクワクしながらオフィスに入ってきた。

そして並んだドレスを見て微笑んでる。

A「いい所に…実はどれを着たらいいのか…」

幸村「そんなの簡単じゃない。

どれでもいいのよ、なんでも似合うんだから。」

A「そんな事ないですよ…」

幸村「…甲斐とデート?」

A「は、はぁ?!

そんなわけないじゃ無いですか!

ただクライアントに食事会に招待されたんです」

幸村「…あらそう。

じゃあこのドレスなんてどう?」

そうチカちゃんが指さしたのはワインレッドのロングドレス。

A「ちょっと派手じゃ?」

幸村「そんな事ないわ。

若い子はこれくらいがいいの、

地味なの選ぶと老けて見えるわよ?

それにこれ…」

A「なんです?」

幸村「甲斐の好みよ。」

A「っ〜〜!だから違いますからっ!」

顔が真っ赤になるのを感じながら

チカちゃんをオフィスの外に押し出した。

この小説の続きへ→←48



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.1/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちゃちゃ - まあいさん» コメントありがとうございます!楽しんで貰えて何よりです!これからもよろしくお願い致します! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - 礼さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるとは……恐縮です!これからも、もっと頑張ります! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - キャッホガールさん» コメントありがとうございます。返信遅くなってごめんなさい!なるべく早く投稿できるよう頑張ります! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - 理沙さん» 返信遅くなってごめんなさい。更新も遅れたりして申し訳ないです (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - Rayさん» 返信遅くなってごめんなさい。応援有難うございます! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゃちゃ | 作成日時:2018年12月11日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。