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A「それで話ってなんですか?」

甲斐「俺に珈琲を入れてくれる約束だろ?」

あー確かにそんな約束した気が…

てかこの蟹江先生の写真ってそれの報酬だった。

A「そうでした…」

忘れてた…

どうしよう…!

そうだ、確かこの棚の…

少し年季の入った古い棚の一番下の戸を開ける。

中にはダンボールが入っていた。

ガサガサと音を立てながら取り出して机の上に置いた

甲斐「なんだこれ?」

A「ジャーン!超本格的な珈琲を淹れる道具達です!」

甲斐「…わざわざ?」

A「ちょうどあるのを思い出したんです。

それに、どうせなら美味しいものを…」

甲斐「なるほど、楽しみだな。」

早速メジャースプーンで豆を測ってコーヒーミルで、

ゆっくり…ゴリゴリ…ていねいに豆を挽く。

A「…いい感じです。香りも最高ですよ?

もうちょっと挽いてもらっていいですか?」

甲斐「了解。」

珈琲はこの挽く時が凄く気持ちいい。

甲斐先生にミルを渡している間にそれ用のポットでお湯を作る。

そして珈琲サーバーをセットして、準備完了。

甲斐先生から挽きたての粉を受け取ってセット。

熱湯をゆっくり注ぎ込んだ。

ドリップする時は、粉の中心から外側に向ってうずまき状に注いでいく。

ずっと、細くやさしく注ぐ。

粉が膨らんだら少し置いて蒸す。

泡が平らになるころに次のお湯をまた注ぐ。

最後は、泡の表面がくぼむ前にドリッパーをサーバーから外す。

すべて落としきってしまうと、不純物まで混じるので味もイマイチになってしまうのです!

これ豆知識!

A「…完璧です。」

自己評価は久しぶりにしては100点満点!

絶対美味しいはず!

コップに注いでそっと甲斐先生に渡した。

彼はゆっくりと珈琲をすすってしっかり味わう。

そして満足そうに確かに完璧だと笑った。

珈琲を飲み終わった彼としばらく雑談をした。

しばらくしてみんな出勤してきた頃

私にお礼を言ってオフィスから出ていった

さて、おしゃべりも済んだし、仕事しよっ!

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ちゃちゃ - まあいさん» コメントありがとうございます!楽しんで貰えて何よりです!これからもよろしくお願い致します! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - 礼さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるとは……恐縮です!これからも、もっと頑張ります! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - キャッホガールさん» コメントありがとうございます。返信遅くなってごめんなさい!なるべく早く投稿できるよう頑張ります! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - 理沙さん» 返信遅くなってごめんなさい。更新も遅れたりして申し訳ないです (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ - Rayさん» 返信遅くなってごめんなさい。応援有難うございます! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃちゃ | 作成日時:2018年12月11日 3時

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