SUITS／スーツ

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幸村「流石ねA、

仕事が早くて助かるわ」

A「いっそ給料上げて欲しいくらいです。」

幸村「検討するわね」

A「まじですか？！」

今日はいいこと起こりすぎ〜！

飛び跳ねながら廊下をスキップする。

ふと今まで忘れてた事が蘇ってきた。

A「甲斐先生に資料渡してないっ！」

なんで今まで忘れてた自分！！

なんで忘れれたんだ？！

依頼されてた資料を思い出し、急いでオフィスに戻った

A「甲斐先生に殺され…」

オフィスに入った瞬間ピシッとした高級スーツが目に入る。

甲斐「…誰に殺されるって？」

オフィスのソファでくつろいでいる甲斐先生が、

ニコニコと不気味に微笑んでいる

A「べ、別に油売ってたわけでは！」

弁明のための言い訳を頭いっぱいに使い、考える

甲斐「俺が頼んだ仕事は？」

A「で、出来てます！」

机にしまってあった資料を甲斐先生に渡した。

甲斐「ご苦労さま…そうだ今夜ディナーでも？」

A「え、」

中を確認しながらふと言われたことにドキッとする

甲斐「…先約が？」

A「じ、実は…」

失敗した〜

蟹江先生と約束しちゃったし〜！！

うあああ〜勿体ないっ！

甲斐「それは残念、まさか断られるとはな。

明日は？」

A「へ、明日？」

まさかの提案に間抜けな声で反応してしまった。

甲斐「美味いものを食わせてやる。」

A「美味いもの？！」

甲斐「君の好みはだいたい分かるからな。」

A「好み？」

甲斐「美味けりゃなんでも食うだろ？」

A「失礼な！」

適当に雑談をして別れると私はまたウキウキしていた。

やった〜

今日と明日はタダ食い日だ〜！！

仕事頑張ろっ！

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