年下のくせにっ…！ (ページ5)

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言える訳ないじゃん！ページ5

休日が明け、月曜日。
　
あんな事があってから、永瀬くんと目を合わせるの気まずいな…と思いながら、用意をした。

でも、学年は違うから、合わないか！

いくら永瀬くんでも、他学年までくる勇気なんて…

そう思い、玄関のドアを開けると、

廉「先輩、おはようございます！」

あ「うげっ」

なんでだよぉ…

廉「なんか言いました？」

あ「い、いえ！なんでもないれす！！」

また昨日みたいなお仕置きされたら困る。
ってか、昨日のこと思い出すとすごい恥ずかしい…////

廉「ねぇ先輩？先輩のこと、結奈って呼んでいいですか？」

あ「別にいいけど…」

廉「じゃあ、俺の事も、廉って呼んでください！」

あ「いやっ私は永瀬くんで…」

廉「結奈、早く言わないと、

またお仕置きですよ」

あ「…っ////」

あ「耳は辞めて////」

廉「結奈、耳弱いんですね」

言えばいいんでしょ言えばっ！！

あ「れ…」

廉「れ？(ﾆﾔﾆﾔ)」

あ「れ、れ、れっ…」

あ「あっ学校着いたよ！行くね、じゃあバイバイ！！！」

ナイスタイミング！！

今初めて学校があって良かったと思った！←

私は、永瀬くんを置いて、二年生の教室に走っていった。

廉「そんなにお仕置きされたいんですか？結奈」

彼がこう呟いていた事も知らずに。