363話 ページ31
「傑、監視に出してる呪霊は？」
「あぁ、冥さんみたいに視覚共有ができればいいんだけどね。それでも異常があればすぐに＿＿＿＿」
そこまで言って、夏油は視線を鋭くする。
呪詛師、確か変な覆面の男と式神使いのオッサン。
「悟、A、急いで理子ちゃんの所へ。三体祓われた」
「おっけ………三体…？」
ちょっと引っかかったが、とりあえず理子ちゃんのいるとこへ向かう。
四人駆け出して、黒井さんに場所を聞きながら呪詛師の気配を探す。
理子ちゃんは今礼拝堂か音楽室にいるらしい。
「悟は礼拝堂、黒井さんは音楽室、私とAで
「承知致しました」
言えないけど、五条が行く礼拝堂が正解だ。
ていうかやっぱり三人いるのか。
「Ｑ」のときもそうだけど、私の相手で一人増えてる。
悪い意味のご都合主義か…
五条、黒井さんと別れ、夏油とともに呪詛師をやりに向かう。
めんどいなぁ。
「A、場所は？」
「この先に一人、分かれ道の先に一人。もう一人は屋根の上なのじゃ」
「真面目にやって」
呪力の探知範囲が一番広い私が呪詛師の位置を特定する。
「そこで分かれよう」
夏油の指示に従って、分かれ道で左右に分かれる。
夏油の方は曲がってすぐ呪詛師を見つけるが、私はちょっと進んだ先の空き教室にいるらしい。そいつがイレギュラーだな。
この際人目なんか気にせず、扉を蹴り飛ばして飛び込む。
「乱暴ね。野蛮な女は嫌われるわよ」
「あいにく、お顔が良いんでプラマイゼロなのじゃ」
ワァきれいなお姉さま。
服を見るに「Ｑ」ではない。
「術式教えてよ」
「教えるわけないでしょ？ アンタは転入生ね、術式は＿＿」
窓際に立っていたお姉さんは後ろに跳び、開いていた窓から外に出た。
追いかけて外に飛び出す。
「＿＿御伽操術」
「おっ」
横から飛んできた刀を避ける。
まぁ馬鹿正直に追いかければ待ち伏せされてるよねー。
「よく避けたわね」
「想定内だったんで」
待ち伏せなんてのはよくある手だ。
土の上に着地し、落下した刀を踏みつけて折る。
呪力はこもってなかったから、呪具でもなく術式で顕現したものでもない。
少し視線を外した隙を狙ってか、今度は銃を数発撃ちこまれる。
音の出ないピストル。
学校内だからありがたいな。
また呪具ではなさそう。
人間相手なら有効だが、私には効かないぞ。避けるけど。
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翡翠(プロフ) - と_うり@ 占ツクイラスト集以外更新停止中さん» ですね😂最初のほう以外の補監はみんなチェンソーマンですｗ (2022年11月10日 19時) (
レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 抹茶は正義！さん» コメント見落としてました！すみません！🙏進みます！ (2022年11月10日 19時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
と_うり@ 占ツクイラスト集以外更新停止中(プロフ) - 補助監督チェンソーマン！？ (2022年11月10日 17時) (レス) @page19 id: a0d0d4f671 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶は正義！ - うわあ、これからそのまま進んでいく原作は主人公ちゃんにとってつらいだろうなあ、、、がんばれええ！ (2022年8月3日 0時) (レス) @page49 id: 8015273a92 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - いーすとさん» ありがとうございます！！嬉しいです、私も読者の皆様を愛しています！！🥰 (2022年8月1日 23時) (レス) id: dbd7e88ded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2022年6月15日 22時
