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350話 -昼食- ページ18

私は夏油の言葉を一瞬考える。

あぁ、そうだ。
私が未来に帰ったら過去の人達は数年私がいない世界を過ごすことになるのか。

確かにそれは寂しい。
私は未来にも居場所があるけど、過去の今私がいる場所はポッカリ空く。



「…まぁそこまで深刻には考えてないし…のんびり調べようかな」

「ふふ。気を使わせてしまったかな」



こっちで過ごしている間、未来での時間がどうなっているのかだけが気がかりだけど、帰らない限り知りようもないことだ。



「あの、良い雰囲気になってるとこ申し訳ないんですが、到着です」



ふわっとした空気が流れたところに割り込んできた補監の早川さん。

ちょっと恵に似てるからホームシックになる。



「ありがとうございました」

「気まずかったかな。悪い事したね早川さん」

「いえ」



ロータリーで降りた私達は、今一度早川さんにお礼を言って職員室に向かう。報告書を貰って提出しなきゃね。


恵会いたいなぁ。

もう生まれてはいるんだろうけどさ。
ショタ恵や起きてる津美紀ちゃんに会いたいけど、なんの理由もなしに会いに行ける身の上じゃない。



「報告書私が書くから先行っといて〜」

「あぁ、ありがとう」



ひらりと手を振って夏油を見送った。

午後からは鍛錬だがその前にお昼ご飯。
私と夏油は任務があってまだ何も食べてないのでそっちが先だ。

夏油が向かったのは寮の休憩スペース。
そこに簡単なキッチン的なところがあるから、各自食べたいものを作るかカップ麺を食ったりする。

外食もわりと多い。



「こんなもんかな」



報告書を書き終えた私は職員室で提出し、夏油が行ったほうに向かう。

もう任務を言い渡されることは無かったのでよかった。



「あ、Aいた」

「あら皆さんお揃いで〜」



前から歩いてきたのは、さしす組と七海、灰原くん。
夏油はついさっきぶりだが、こんな短時間でご飯を食べ終わったわけもないし。



「これから外に食べに行くんだ。Aも行くだろ?」



コイツの奢りで、と付け足した硝子ちゃん。
目線の先には五条がいる。



「いいね、行く。みんなまだ食べてないんだ?」

「私達を待ってたみたいだよ」

「まじかみんな大好き」



青春って感じがする。
七海まで行くとは珍しいなと思ったが、怠そうな顔を見る感じ灰原くんあたりに連行されたんだろう。

七海もさっき私と任務行ったばっかだもんね〜。

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翡翠(プロフ) - と_うり@ 占ツクイラスト集以外更新停止中さん» ですね😂最初のほう以外の補監はみんなチェンソーマンですw (2022年11月10日 19時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 抹茶は正義!さん» コメント見落としてました!すみません!🙏進みます! (2022年11月10日 19時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
と_うり@ 占ツクイラスト集以外更新停止中(プロフ) - 補助監督チェンソーマン!? (2022年11月10日 17時) (レス) @page19 id: a0d0d4f671 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶は正義! - うわあ、これからそのまま進んでいく原作は主人公ちゃんにとってつらいだろうなあ、、、がんばれええ! (2022年8月3日 0時) (レス) @page49 id: 8015273a92 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - いーすとさん» ありがとうございます!!嬉しいです、私も読者の皆様を愛しています!!🥰 (2022年8月1日 23時) (レス) id: dbd7e88ded (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翡翠 | 作成日時:2022年6月15日 22時

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