153話 -通学- ページ14
「ゆ゛う゛だぁぁぁぁ…うっうっ」
「いい加減離れなよ。ほら時間」
乙骨に蝉のごとくベッタリはりついていた私を五条が引き剥がす。
「だぁ〜ってこれからしばらく会えないじゃん寂しいじゃん」
「それは私らも一緒だバカ。むしろオマエはいつでも会いに行ける分私らより良いだろ」
「それはそうだけど」
二月下旬、東京高専。
これから海外に出張だという乙骨のお見送り会(仮)
私が会いに行かない限り、ガチでここから渋谷事変後の再登場まで会えなくなる。
ウーン寂しい、名残惜しい。
「はは…Aさん、僕は大丈夫です。心配してくれてるんですよね…分かってますから安心してください。絶対に戻ってきますから」
「エッうん、そうそう乙骨が心配で心配で…」
「その反応は違ったな」
いい笑顔をこちらに向けるものだから焦った。
乙骨の心配はしてなくもないが、基本的に自分本位だから光属性を向けられることに慣れてない。
「…はぁ。じゃあ、またね」
「はい！」
三人と私は遠ざかる乙骨の背中を見送った。
パンダがわざとらしくズビッと鼻をすする。
「憂太も立派になって…」
「しゃけしゃけ…」
狗巻がそれに悪ノリするのを、真希ちゃんが呆れたように鼻で笑った。
それにしても、海外か。
ここに来てまだ一度も行ったことないけど別に行かなくてもいいかな…
獄門疆は確か海外にあったらしいけど。
羂索が勝手に見つけて勝手に持ってくるから私にはあまり関係ない。
まあ？
私が死んだあとの原作では？
海外関係の話があったのかもしれませんが？
そんなこと知り得ることじゃないからな。は、しんど。ジャンプ読みたい。
「みんなももうすぐ二年生だねー」
「あぁ。オマエと会ってから一年だ。早ぇな」
「初対面で俺たちボコボコにされたよな」
「しゃけ」
「あれはあれじゃん」
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翡翠(プロフ) - ぽんちょ。さん» コメントありがとうございますm(_ _)mそうです！！まんまその二人をイメージしていただければと思います！ｗ (2022年4月8日 1時) (
レス) @page50 id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちょ。(プロフ) - 空と蛍ってまさか原神ですか？www(全然違ったらごめんなさい！) (2022年4月7日 15時) (レス) @page21 id: e374329c1d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 向月葵さん» コメントありがとうございますm(_ _)m誰かに伝わればいいなと思いながらネタを混ぜているので嬉しいです！ｗ (2022年3月21日 23時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
向月葵(プロフ) - ストーリーの構成とか、原作との混ぜ方とかが全く違和感なくていつも楽しく読ませていただいてます。七不思議2番は少し笑っちゃいましたw (2022年3月20日 23時) (レス) @page40 id: b81c3ee352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2022年3月3日 21時
