ヲタ女子は絡まれる ページ6
「あちらにいるのが五条家の＿＿＿
＿＿＿あちらが〇〇家当主の＿＿＿」
ママ上がわしに説明しているのを聞き流す。
エケチェンに説明されても。
……あら、あららららら。
五条悟様がこちらに近づいて来ます。
自意識過剰とかじゃないですバッチリ目が合ってる怖い怖い怖い怖い
「あら、悟様。桃園家がご挨拶申し＿＿」
「そういうのいい」
お、アニメよりちょーーーっとだけ声が高い。
声変わり直前か最中か。
これまたレア度が高い。
しかし頼むからわしのことを輝かしい六眼でじっと見ないでください溶ける。
覚醒前とはいえギラギラのピカピカで宝石みたいだ。相当良い価値がつきそう。
「…変な呪力」
罵倒された。
墓に入りたい。
「変…とはどういうことですか？」
「分かんねぇけど気持ち悪い」
もしかして転生バレですか？
でも気持ち悪いは言い過ぎちゃったよね？
「オマエ名前は」
「あ、この子は＿」
「コイツに聞いてんの」
あう……エケチェンなのでわかりましぇん。
「…………」
じーーっと見つめられて滝汗を流す。
やめてもらっていいですかわしは心が弱いんだよ。
「悟君！！なにしとるん？俺とあっちで話そ！！」
「は？」
なんと救世主直哉様の登場です。
超絶強引直哉様は五条悟を引っ張って連れて行ってくれた。
あのクソオブクソ禪院家を凝縮したみたいな関西弁ボーイは、わしのような雑魚のことなど眼中にないので助かる。
「悟様って変わってらっしゃるのねぇ。Aはまだ言葉を話せないのに」
そうですよママ上。
だからもう説明はいいですよママ上。
そのうちに食事が運ばれてきて、まだ離乳食のわしは桃園家持参のベビーベッドへと寝かされた。
安地である！！！
枠で若干外側とも隔離され、ちょうどいい狭さだ。
問題は離乳食がそんなに美味しくないことなんだよな。やっぱデカイ肉が食べたい。
喉に詰まって死ぬなんて大間抜けは嫌なので我慢するが。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 437人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠(プロフ) - 月見山さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！ (12月26日 17時) (
レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - Naさん» だいたい週一くらいで更新します！ありがとうございます！ (12月26日 17時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
月見山 - とても面白かったです！！ (12月23日 22時) (レス) @page39 id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
Na - 真面目に大好きです！続きずっと待ってます。 (12月23日 21時) (レス) @page39 id: da955bb30a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 風花さん» ありがとうございます！ちょくちょく書きます！ (12月17日 0時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翡翠 | 作成日時：2023年10月11日 15時
