ヲタ女子は闇落ちを防ぎたい ページ47
「今日はなんなんだ」
「ちょっとオマエにも見せたくてさ、最近暇ないじゃん？」
「約束は守れよな」
夏。
去年は災害が多くて、そのせいで呪霊が増えたと。
わしに影響は無いが、呪術師達の仕事は必然的に多くなる。
祓う、取り込む。
その繰り返しが行われていることだろう。
「約束ねー。何がそんな気に入ったの？」
「面白いから」
「別にいいけどさ」
星漿体護衛任務でこいつらを襲った呪詛師集団「Ｑ」＿＿その最高戦力がこいつにこっ酷くやられたわけだが。
その時、夏油傑に送った自撮り写真。
それを消さず保存したままにして、いつかわしが携帯を手に入れたら送ってくれと頼んだのだ。
ふふふ、原作に登場するグッズってやつですよ。
…それはさておき、連れてこられた高専のグラウンド。
五条悟は“最強”に成ったので、いつしか蒼の瞬間移動でわしを運搬するようになった。
まあ長距離はまだだそうで、短距離をピョンピョンって感じ。
練習になるのだとかなんとか。
人を練習台にすんな。
既に硝子サンと夏油傑がおり、わしらに気付いて手を振っている。
「久しぶりだねAちゃん」
「すぐる痩せた」
「……そう？夏バテだよ」
見るからにやつれているというか、なんでだ。
天内理子は助けたが……意味なかった？
手の届く範囲は全員助けるつもりなんだが…？
「とりあえずAもここにいて」
夏油傑と硝子サンのもとに下ろされ、五条悟は少し離れる。
これオートマの説明シーンだな…
今気付いた。
「これ投げればいいの？」
「そーそー、思っきしどうぞ」
硝子サンはペン、夏油傑は消しゴムを持っていた。
二人は遠慮なく、前に立つ五条悟に向けて腕を振る。
ペンは空間に固定され、消しゴムは跳ね返された。
「げ。何今の」
「術式対象の自動選択か？」
今までは五条悟本人が止める！弾く！とやっていたのを、オートで出来るようにした。
そういえば毒物……未来では選別できるようになってんだろうか。
そもそも毒能力が全然いないから言及される機会がない。
ともかく、無限を出しっぱにできるってワケ。
…成長してるんだよな、頑張ってるのはわしだけじゃない。
反転術式もあり、掌印の省略、赫と蒼の同時発動、領域や長距離瞬間移動、などなど。
うーん。すごい。
「すぐる、かおが暗い。どうした」
「……なんでもないよ」
嘘ばっかりである。
ヲタ女子は闇落ちを防ぎたい�侠�←ヲタ女子は任務に同行する��
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翡翠(プロフ) - 月見山さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！ (12月26日 17時) (
レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - Naさん» だいたい週一くらいで更新します！ありがとうございます！ (12月26日 17時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
月見山 - とても面白かったです！！ (12月23日 22時) (レス) @page39 id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
Na - 真面目に大好きです！続きずっと待ってます。 (12月23日 21時) (レス) @page39 id: da955bb30a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 風花さん» ありがとうございます！ちょくちょく書きます！ (12月17日 0時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2023年10月11日 15時
