ヲタ女子はやり遂げる�� ページ42
「………」
知らない天井だ。
うお〜〜〜〜！？
人生で一度は言いたい台詞！？
「…あ、起きましたか」
「…っ！」
相変わらずビクッとしてしまう。
ベッド脇にいたのは七海建人。
「みなさん後片付けでてんやわんやです。無事でよかった」
「いま……」
「寝ていたのは二時間程ですね。傷は完治だそうです」
お、思ったより寝てなかったな………
……あーでも伏黒甚爾は死んじまったろうなぁ
敵サイドは助けなくてもいい気がしていた。
これがいい機会になるだろう。
「メイドの方が見つかっていないそうですが……あとは全員無事です。星漿体は夏油さんと一緒にいるはずです。用があるそうで？」
「…ある…」
黒井美里、見つかってないのか。
謎である。
原作では長らく生死不明だったが倒れている姿は描かれていた。それすらなかったのは…マジでどこ行ったんだ？？
「起きたらすぐに連れてくるよう言われていますが…どうします？」
「せいしょうたい…とこ？」
「えぇ」
だいじょうぶ、と言って立ち上がった。
そうだな、わしの術式で顔を変えるとかなんか。
今後普通に生きていくために。
「支えます」
「だっ…だいじょぶです、けどっ！？」
腕を優しく掴まれて、支えられたまま医務室を出た。
確かにふらついていたが！！
スキンシップ苦手すぎてドギマギ。
「すぐ近くです」
今は黒井美里だけが気がかりか。
天内理子も不安だろう。
とりあえず空港に行ってないことを祈るしかないのか。
…これからは“天内理子”じゃないか。そのへんはまぁ知らん、任せてる。
「あ、Aちゃん。身体は大丈夫？」
「だいじょぶ…です」
休憩スペースに座っていた夏油傑と、自販機の前に立っていた天内理子。
夏油傑も既に治療してもらった後である。
「かお、変える…って…」
「そうだね…顔は割れてしまっているから。
ごめんね、これだけは君を頼るしかないんだ。その後のことは私達に任せて」
「わかった」
しゃがんでくれた天内理子の顔に手を触れる。
うわーッ
ほっぺぷにぷにだぞ！！
女の子の肌だ！！
「………できた」
「…本当？変わった？」
「ああ。別人だよ」
別人だが可愛い部類の顔になった。
いや、他人の人体の変形はさすがに超緊張したわ……
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翡翠(プロフ) - 月見山さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！ (12月26日 17時) (
レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - Naさん» だいたい週一くらいで更新します！ありがとうございます！ (12月26日 17時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
月見山 - とても面白かったです！！ (12月23日 22時) (レス) @page39 id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
Na - 真面目に大好きです！続きずっと待ってます。 (12月23日 21時) (レス) @page39 id: da955bb30a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 風花さん» ありがとうございます！ちょくちょく書きます！ (12月17日 0時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2023年10月11日 15時
