ヲタ女子は邂逅する�� ページ12
「オマエ本当に苦手なんだな。もしかして夜蛾が怖かった？」
「ちがうが」
強いて言えば呪霊は怖いかもしれないがキャラクターはさすがに強面でも怖くはねぇ……
ただしコミュ障発揮するしないはまた別の話。
そんなわしが嫌いなのだがエケチェンからやり直したところでこれが治るはずないのだ。
現在、五条悟と二人で校舎の廊下を歩いている。
三歳児のわしは身長が五条悟の腰もないので傍から見たらちょっと草。
幼女と五条悟の組み合わせはなんかやっぱりおもしろい気がする。
「今日から授業始まんだってよ。同期は二人、人見知りすんなよ」
「無理なのだが」
そう言われると余計に緊張するのだが。
しかも相手は夏油傑と家入硝子なのだが！！
「来てっかなー」
ピシャッッと教室と思われる場所の扉を開け、中の様子を見る。
五条悟の後ろにいるわしは何も見えないが…
「おはよう、悟。入らないのか？」
ウッッ、、、
聞こえちゃった…………
「入るけど」
あっ
背中を押されて抵抗虚しく教室に足を踏み入れる。
「…子供？」
「五条まさか」
「なに勘違いしてんだか知らねぇけど知り合いん家のガキだよ」
ひぇぁ…………家入硝子もいる……………………
案の定わしはカチカチに固まる。
そんなわしを見かねてか、家入硝子が前に出てきた。
「こんにちは、コイツが迷惑かけてない？
私は硝子。自分の名前言える？」
あう………………………………
「ももぞの……………………」
「桃園？」
いや、無理、近、顔が近、
「あれ」
わしはいつの間にか五条悟の足の後ろに隠れていた。
長っ
棒じゃん
「人見知り？」
「俺には普通なんだけど」
「舐められてんじゃない？」
慣れただけです。
「うるせーな…一歳くらいのときから会ってたからじゃね？」
「慣れだね。私達はなにもしないから安心してね」
分かってるよ警戒してるわけじゃないよ精神年齢は君達より年上なんだから
それはそうと会話が苦手なだけなんですよ。
「そろそろ時間だよ。席はどうするんだい？えっと…」
「名前はA。席は……俺の膝の上とか」
「やだ」
膝を突いてかっくんさせた。どんな羞恥プレイ？
「だって、悟」
「なんでだよ！！」
精神年齢は君達より上だって言ってんだろ！！(言ってない)
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翡翠(プロフ) - 月見山さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！ (12月26日 17時) (
レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - Naさん» だいたい週一くらいで更新します！ありがとうございます！ (12月26日 17時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
月見山 - とても面白かったです！！ (12月23日 22時) (レス) @page39 id: 1c5cb15ccc (このIDを非表示/違反報告)
Na - 真面目に大好きです！続きずっと待ってます。 (12月23日 21時) (レス) @page39 id: da955bb30a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 風花さん» ありがとうございます！ちょくちょく書きます！ (12月17日 0時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2023年10月11日 15時
