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関係 ページ25

「ただいま、Aちゃん。今回も逃げないで偉いね」





あのまま夜が明けて午前4時。



任務を終えた乙骨くんが部屋に戻ってきた。




......結局、逃げられなかったな。



やろうと思えば出来たのに。心の奥底にある恐怖に勝てなかった。





「Aちゃん。もしかしてずっと起きてたの?顔色悪そうだけど.....」



「......うん。ちょっと眠れなくて。眠くなったら寝るから、大丈夫」





自分で自分が分からなくなった。



私がここにいる意味も、無駄な時間を浪費し続けてる理由も。




.....怖い。全部怖い。



私を閉じ込める乙骨くんも、何も感じない自分も。





「よし。ゴミ袋も買ってきたし、早速始めようかな」



「......何......してるの?」





クローゼットから私服を無造作に取り出して、袋に詰め始める乙骨くん。





「何って......言ったでしょ?

僕のクローゼットをAちゃんが選んでくれた服でいっぱいにするんだ」



「自分で選んだ私服なんて価値のかけらもないよ」





どれも綺麗で、乙骨くんにピッタリなデザインの服なのに。



なんの躊躇いもなく捨てていく。本当に全く価値を感じていないかのように。




狂ったその思考にも、もう慣れてしまった。





「ねえ、乙骨くん」



「....ん?どうしたの?」





クローゼットを荒らす乙骨くんの腕を掴む。





「私達の関係ってさ、一体なんなんだろう」



「.........え?」

被害者→←分からない



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設定タグ:呪術廻戦 , 乙骨憂太   
作品ジャンル:アニメ
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弓月有無%(プロフ) - 初コメ失礼致します!!完結おめでとう御座います。狂愛、ヤンデレや特にかん,なんきん系本当に大好きで尚且つストーリーも良くて、ストルック?と言いますか、ただ好きで自己的に戻ってくる凄く良かったです!!他作品も読ませて頂きます!是からも応援しております (3月9日 21時) (レス) @page39 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
金糖の少女 - ェッ、ヤダ乙骨パイセン閉じ込めてくださ(絶命)え、めちゃめちゃ言葉の言い回しすきです、言葉のチョイス神ってますか?神ってますね(自己完結)特に最初のつま先から頭のてっぺん〜ってところほんと読んでて天才か?ってなりました! (1月8日 21時) (レス) @page1 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷エマ(プロフ) - 匿名さん» 返信遅くなってすみません...!プリ小説では活動してないです!良ければ作品の方教えていただいてもよろしいですか...? (8月27日 20時) (レス) id: 63021b120b (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - すみません、主様ってプリ小説でも活動してますか?プリ小説の方でこの小説と似たようなお話があったので連絡させて頂きました。最後になりましたがこのお話とても好きです応援してます (8月21日 15時) (レス) id: 9346b68fad (このIDを非表示/違反報告)
みどり(プロフ) - やけに私の好みどストライクだなぁと思ったら、「病みと最凶は紙一重」の作者様....!!どおりで!あぁもう好きです!!!!生きる糧です!!ありがとうございます!ありがとうございます! (2023年2月5日 19時) (レス) id: 9a5127d1cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碓氷エマ | 作成日時:2023年1月16日 19時

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