三十五夜。 ページ36
同時刻、クロス部隊
突然、リナリーの頭に乗っていたサクが飛び上がって、鳴き出した。
アレン「サク！？」
リナリー「Aに何かあったんだわ！」
ラビ「…でも場所が分かんねぇぞ？どうするんさ？」
ブック「サクはA嬢に何かあったらそれをこちらに知らせるだけじゃ。救助に来てくれ、という意味ではない」
アレン「…僕らが余計な安否の心配をしないでいいように、伝えるだけ伝えとく、という意味ですか…！」
ブック「…もうじき中国に着く。A嬢が生きている事を願うしかない」
リナリー「そんな…」
ーティエドール部隊ー
それぞれの戦闘を終えた二人は、デイシャのゴーレムがある場所へ来ていた
柱に吊るされたデイシャの周りを飛び回るゴーレム。
そして横たわっているA。
マリはデイシャの前で手を合わせ、神田はAを見下ろしていた。
マリ「…神田、どうした？」
神田「こいつは生きてるのか」
神田の問いに、マリがAの前までやってきて、しゃがんだ。
マリ「…心音は小さいが…生きてるぞ」
神田「…そうか」
マリ「神田。俺がおぶるから背中に乗せてくれ」
簡単な手当てをマリがやってから、神田がAの体を持ち上げて、マリの背中に乗せる。
神田にしては珍しく、荒々しくない手つきだった。
・
・
Aを背中に乗せて、歩き始めること数十分。
無言状況でマリが口を開いた。
マリ「この方が神田が言っていた気にくわない人なのか？」
神田「…」
マリ「…聞こえていただろう？ゴーレム越しに、デイシャの事を守ろうとしていたこの人の声が。」
神田「…あぁ」
マリ「もう少し気を許してやったらどうだ？」
神田「……」
じっと前を見て歩き続ける神田。
その時、マリの背中に揺られていたAが目を覚ました。
マリ「！目が覚めたか」
貴「…あれ…？貴方は…」
マリ「私はティエドール部隊のマリだ。倒れている君を見つけて、置いていくわけにもいかないから着いてきてもらった」
マリの説明を聞いて状況を理解した。
デイシャを守ることができなかった事。
そして、今はティエドール部隊の二人と居ること。
マリ「…大丈夫か？」
貴「あ、はい！大丈夫です…」
マリに心配をかけさせまいと、Aは精一杯の笑顔を作った。
しかし、それはすぐに解けてしまう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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アストル(プロフ) - 私もｐｓｐなんですよねｗｗｗ分かりました！ (2013年8月21日 19時) (
レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - でも、何かをダウンロードしたらできるとか…まぁ、できたら連絡しますww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - あ、じゃあ俺のは無理ですねww俺PSPなのでww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - はい！そうです！…調べてみたんですけど、全国もののふと通信するのが出来るのは【PSVita】だけみたいでした…、 (2013年8月21日 15時) (レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - バージョン1.04ですか？ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
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