三十夜。 ページ31
貴「コール。ロイヤルストレートフラッシュ」
テーブルに綺麗にそろったカードを広げた。
男達は顔を引きつらせてこちらを見ている。
貴「はい、また私の勝ち」
？「だぁぁあ！また負けた−！」
？「(おい、どういうことだ！？)」
？「(世間知らずの箱入り娘だと思ってなめてだぜ！こいつ…)」
？「(手練れだ…！)」
貴「(ふっ、いいざま)」
ラビ「ちょ、Aどうしたんさ！？やけに強くない！？」
貴「だって、イカサマしてるもの」
アレン「あ、やっぱりイカサマしてたんですね」
貴「いいのよ、あっちが先に勝負仕掛けてきたんだから。全部取り返して逆に裸にしてやったまで」
それに、最初は私の事、バカにしてたからね。さすがにむかついたわ。
と、Aは笑いながら付け足した。
ラビ「Aが黒いさぁ…」
アレン「ですね…」
・
・
貴「はい、どうぞ。この季節に裸じゃ風邪引きますよ」
男達が降りる駅に着いたところで、Aは荷物を手渡した。
？「情けをかけられるほど俺等は落ちぶれちゃいねぇよ」
貴「…その手は？」
？「…いやぁ、助かった。実は今日から外働きでね」
貴「体調管理にはお気をつけて。」
イーズ「…お姉ちゃん、これ、お礼」
少年がくれたそれは、丸い形のずっしりとした銀。
裏に何か書いてあるようだ。
貴「ん？これは…」
ティキ「！い、イーズ！それお前の宝物だろ！？お礼は俺がすっから！」
読もうとしたところで、ビン底メガネの男に取られてしまった。
貴「別にお礼なんていりませんよ」
？「ほいっ！」
動き出した汽車の中、Aは投げられたそれをキャッチする。
貴「トランプ？」
？「それで勘弁してちょー」
貴「…いいですよ。それじゃあまた。…ティキ・ミック卿」
ティキ「！！」
ティキが自分の名前を呼ばれて振り返るが、Aの姿はもう見えなかった。
ティキ「…千年公、あの嬢ちゃんが未来予知者？」
千年「はい、そうですヨ。どんな子でしたカ？」
ティキ「…綺麗なお嬢サンだったよ」
千年「…惚れないように気をつけて下さイ。綺麗なバラには棘がありますカラネ」
ティキ「はいはい、分かりましたよ。千年公のおおせのままに」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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アストル(プロフ) - 私もｐｓｐなんですよねｗｗｗ分かりました！ (2013年8月21日 19時) (
レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - でも、何かをダウンロードしたらできるとか…まぁ、できたら連絡しますww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - あ、じゃあ俺のは無理ですねww俺PSPなのでww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - はい！そうです！…調べてみたんですけど、全国もののふと通信するのが出来るのは【PSVita】だけみたいでした…、 (2013年8月21日 15時) (レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - バージョン1.04ですか？ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
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