一夜。 ページ2
アレンが黒の教団へ入団してしばらくして、今度は一人の女性がやってきていた。
ここに来るまでに戦闘したようで、負傷した腕を押さえながら高くそびえ立つ黒の教団を見上げ、ため息をついた。
貴「さすがにこれは登りたくないなぁ。やっぱりエレベーターで行くのが妥当だね」
サク、行こう。と言葉をかけると水色のゴーレムはふよふよと後を追った。
・
・
貴「やっと着いた…」
崖を登ってないから楽っちゃ楽だけど…このエレベーター、スピードが遅い。
ノロノロと上昇するから少し酔っちゃったよ…。
エレベーターを降りて少し歩くと、大きな門の前へ出た。
周りには黒色のゴーレムがたくさん浮いている。
内部の方では室長のコムイとその妹リナリー、そして班長たちがゴーレム越しの映像を見て話していた。
コムイ『また部外者かい？』
リーバー『それが部外者っぽくないんすよね』
リナリー『兄さん、この人、教団の関係者しか知らないエレベーター使って登ってきたみたい』
ゴーレム越しに聞こえる内部の話し声を聞き流しながら、Aはとりあえず自己紹介をする。
貴「すみません。クロス・マリアンの紹介できた那木Aといいます。教団の方に謁見したいのですが」
リーバー『紹介って…アレンの時と同じパターンじゃないすか。室長、今回こそは何か聞いてますよね？』
リーバーの問いに、コムイは書類で埋め尽くされている机を一瞬見る。
しかしその現実から逃げるように、目線をゴーレム越しの映像が写る画面に移した。
コムイ『…僕しらなーい。何にも届いてないよ？…とりあえず君、後ろの門番の身体検査受けて』
貴「え〜…」
何故紹介状が届いてないのか…。
私は早く体を休めたいというのに。
しぶしぶ門番の前に立つとすぐに身体検査が始まった。
門番「レントゲン検査！人間かAKUMAか判別！」
Aの体にライトのような光を当て、しばらく黙っていた門番が突然大きな声を上げた。
門番「こいつアウトォ！耳のペンタクルに呪われてやがる！千年伯爵の仲間(カモ)だー！」
貴「は！？」
その途端、警告音と共にスパイ侵入スパイ侵入というアナウンスが流れはじめた。
貴「ちょっ、ちょっと！スパイがこんな真正面から来ると思う！？ねぇ！」
Aは焦りながら門番の大きな顔を叩く。
門番は触るなと言わんばかりに顔を引きつらせている。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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アストル(プロフ) - 私もｐｓｐなんですよねｗｗｗ分かりました！ (2013年8月21日 19時) (
レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - でも、何かをダウンロードしたらできるとか…まぁ、できたら連絡しますww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - あ、じゃあ俺のは無理ですねww俺PSPなのでww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - はい！そうです！…調べてみたんですけど、全国もののふと通信するのが出来るのは【PSVita】だけみたいでした…、 (2013年8月21日 15時) (レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - バージョン1.04ですか？ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
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