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始まり ページ1
私はこの春から中学の時の友達が少ない南高に行くことになった。なぜこの学校にしたかは自分でもよくわからない。でも今までのことを全て無くして1からやり直したかったからかもしれない。私は幼稚園の頃からずっとクラリネットを吹いていた。親が吹いていたからその影響もあるだろう。でも私が居た中学はそこまで強豪校でも無くコンクールはあっさりと地区大会銅賞で終わった。目標は全国大会出場誰もそんなこと出来るはずないと心の底から思っていたはずだ。私も実際そうだ。コンクールなんて私の学校では思い出作りでしかなかった…
教室に入り席に着くとチャイムが鳴った。先生が名前を読み上げていく少し怖そうな先生だ。ちゃんとしなければ…朝のホームルームが終わると後ろの席から
葵)私後ろの席の吉見葵よろしくね！
なのは)わ、私瀬川なのはよろしく
葵)今から私と吹部見学行かない？私もとはサッカー部だったんだけど高校入ったら違うこともしたいし行かない？
なのは)い、いいよ
(廊下)
前から見覚えのあるロングの髪の女の子が歩いてくるのが見えた齋藤澪さんだ…やばい…
続く
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作者名：風香 | 作成日時：2018年12月11日 14時
