【名探偵コナン】僕と彼女が息た道 《始まりの物語編 Part.2》

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寤side



寤「え？キャンプ？」


歩美「そう！」


光彦「来週行くんです！一緒行きましょう！」


元太「美味しいもん食べれるぞ」


私が断ったキャンプだ。


こんなことにならなければ元の体で行ってたはずの。


寤「いいよ。」


歩美「本当！？やった！」


元太「肉いっぱい買わないとな！」


光彦「それは元太くんが食べたいだけなんじゃないですか？」


元太「バレたか」


この子達が居ると何もかも忘れられる。


明るくて、可愛らしくて


……それはまだ自分自身が高2だと思ってるからなのかな。


あーあ、足なんか怪我してなかったら今頃子供たちと走り回ってたのにな、


歩美「足痛い？」


寤「ううん。今は大丈夫。」


歩美「その足どうしたの？」


寤「あー、階段から落ちた時にハサミが刺さっちゃって」


歩美「ええええ！？」


寤「あ、いや……そのくらいの痛みだったって言うか……」


付け足した私の言葉なんてきっと耳に届いてない。


私の言ったことを想像したのか、頬を抑え眉を八の字にしていた。


……ごめんね。脅すつもりはなかったんだ。


元太「いつ治んだよ。」


寤「……明日？」


コナン「そんなすぐ治んねぇよ。」


寤「あー、来週。」


光彦「足治らないとキャンプは行けませんね」


寤「え……。今すぐ治す。」


コナン「やめとけ。」


そんな『宿題終わらないと遊べません！』みたいなことある？


それでキャンプ行けなかったらショックすぎるよ……。



。。

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