【名探偵コナン】僕と彼女が息た道 《始まりの物語編 Part.2》

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薇side。



コナン「薇をここまで連れてきたやつだよ。居ただろ？金髪の女が。」


薇「あー、うんうん。いた。ベルモットって言うんだ。へー、それで？」


暗くてハッキリとは分からないけど、あそこまで明るい髪の毛は金髪しかないだろう。


全く、理解も頭にも入ってない話を捨てていくように適当な返事をした。


哀「体の縮んだ貴方をここまで送り届けたのよ。おかしな話じゃないかしら？


殺そうとした人を送り届けるなんて、しかも工藤くんに電話を入れたあとでね。」


薇「殺そうとした？電話？」


コナン「俺の家の前に行くから来いって、お前の携帯からかけてきたんだよ。


江戸川コナンの携帯にな。」


そういえば……まさか、工藤新一の電話番号にかけたのは


スマホの開け方を知るため？


それとも江戸川コナンの連絡先があるか確認するためだったの？


いいや、……まさか。


そんなはずないよな。


そうだったら計画的過ぎる……


哀「それにその怪我。」


薇「ん？」


哀「足に2発撃たれたのでしょ？」


薇「え……これって撃たれた痛みなの？」


コナン「覚えてねぇのか？」


薇「覚えてない……確かに長髪の人には銃向けられたけど、ベルモットには向けられてないよ。」


哀ちゃんは椅子に座ると足を組み口元に手を当てた。


コナン「だとしたら、撃ったのは薇が眠ったあと。」


哀「えぇ、薬を飲ませた後になぜ撃ったのかしら。」


薇「そういう趣味のお方？」


コナン「んなわけねぇだろ。」


。

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