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薇side




劈くような爆音のメロディで目を覚ます。


体を起こすことなく、スマホを手に取ると電源を落とした。


また眠りにつこうとした所に、大きな音を立てて扉が開く。


コナン「飯!」


寤「んー」


コナン「早く起きろよ!毎日遅刻寸前じゃねぇか!」


怒る新ちゃんの声は、右から左に流れていく。さっきなったアラームのメロディより乱暴且つ、大音量だ。


布団を引っペがして私の腕を引く新ちゃんに、引き摺られながら、リビングへ移動。


すぐさまタオルを渡されると、『洗面所で顔洗ってこい』と


鬼のような形相で伝えてくる。


逃げるように洗面所で顔を洗った。


何も変わらない、私の身長は小さい。


手も小さいし、足も小さい。小学一年生と過ごし始めてからだいぶ経ったけれど


未だに慣れないまま。


ご飯を食べ、ランドセルを背負い新ちゃんと2人で通学路を歩く。


寤「肌寒い季節になってきた」


コナン「あぁ、すっかり葉も色づいたな」


カサカサと音を立て落ちていく落ち葉を踏み秋を感じる。


つい最近まで暑くて半袖を着ていたのに、急に寒くなって上着が手放せなくなってしまった。


寤「今日は何して遊ぼうか」


コナン「サッカー」


寤「えぇ、昨日もそうだった。少しは私にも合わせて!」


コナン「嫌いじゃないだろ?」


寤「そうだけど!」


私はもっと他の事をやりたい


サッカーなんていつでも出来るじゃないか!


サッカー以外思いつかなそうな新ちゃんを説得するため、頭を捻るもいい案が出ることなく。


目の前から私たちを呼ぶ声がして手を振った。


小学一年生としての生活に少し慣れ始めたところから始まる。


私だけの物語。



。。

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ぴよきち(プロフ) - ひめなさん» ありがとうございます!がんばります! (7月18日 1時) (レス) id: a2277f06a3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよきち(プロフ) - ムスメ3さん» ご意見ありがとうございます!検討します (7月18日 1時) (レス) id: a2277f06a3 (このIDを非表示/違反報告)
ひめな(プロフ) - 更新されるの楽しみに待ってますね (7月12日 3時) (レス) id: b03f19678b (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 劇場版などを先に進める方がいいのではないかと思います (7月5日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
ぴよきち(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!頑張ります (2023年4月23日 19時) (レス) id: a5258d7164 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよきち | 作者ホームページ:http  
作成日時:2023年4月22日 23時

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