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Aside。



新一が行ったらしい道のど真ん中。


凝視してもわかることは無い。


A「あの草の中かなぁ。」


人の目を気にせず草の間を入っていくと、建物の裏に変な間があった。


こんな所あったんだと見ていたら後ろから足音がする。


振り返って見ると、


警備員「お姉さん大丈夫?」


A「え?」


警備員さんがいた。


警備員「体調でも悪いのかな。」


A「いや、大丈夫です。ちょっと道に迷って。」


警備員「そうかい。ここはね、危ない場所だから。」


A「危ない場所?ここがですか?」


警備員「そうだよ。前は、黒ずくめの男たちが取引してたとか……まぁ、言ってたのはこんな小さな男の子だからね。


本当かどうかわからないけど。」


黒ずくめの男たちが取引?


ここで?そんなヤンキーみたいな人達が遊園地に?


A「あはは!おかしい。」


警備員「俺もそう思うよ。」


私が笑い始めると、警備員さんも笑い始めた。


A「ちなみにそれっていつの話なんですか?」


警備員「えぇ?いつだったかなぁ、あ、そうだ。ジェットコースターで事件があった日だったよ。


大変な1日だったねぇ。事件が解決したと思ったら、子供を探す羽目になるなんて。」


偶然か?偶然じゃないのか?


A「そうか、ありがとうございます!……出口ってどっちだっけ。」


警備員「こっちだよ。案内してあげようか」


A「すみませーん。」


珍しいクリーム色の髪をした警備員さんに案内されながら人差し指で唇を触った。


気になるなぁ。


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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよきち | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年9月22日 19時

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