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Aside。



私はその日から行動を始めた。


夜デパート近くの道を通る。


用事なんてないのに。


1日目は何も無かったけれど、2日目聞いたことのあるヒールの音がした。


あの女の人だ。


後ろを向いても誰もいない。


姿すら見れないけど私には分かる。


「またいるわ。」


そう話す彼女の声が私の耳には聞こえるんだ。


きっと電話の向こう側はトロピカルランドで聞いた男の人。


何故かそんな確信があった。


3日目、ここまでコナンくん達に会わず連絡も取れずになんてよく来れたと思う。


夜いつもと同じ場所を歩いてると女の人ではない靴の音がした。


この靴はきっとビジネスシューズ。


それも新品。


私が振り返るとそこにはスーツを来た男の人が立っていた。


向かい風が吹き髪がなびく。


A「スーツに帽子。それに新しい靴。」


「え?なんの事ですか?」


A「すごい変装なのね。」


ピクっと動いた眉。


図星だ。私が間違えるはずがない。隠そうとしてるその匂い。


A「珍しい香水なんか付けてたら変装しても意味無い。


黒ずくめの組織に入ってるんでしょ?それで調べ回ってる私のことを監視するように言われてる。」


「バレてるならしょうがないわね。……自分から足を踏み入れたのよ。忠告をしたにも関わらず」


A「後悔なんかしてないわ。新一がどうなったのかを知れればそれでいい。」


「っ!……そう。」


なんで今反応したんだ。


私は何か変なことでも言ったのだろうか。


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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよきち | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年9月22日 19時

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