38 ページ38
Aside。
A「ねぇ、コナンくん。」
コナン「なに?」
床に座ると、コナンくんは私の目の前に座った。
A「コナンくんって嘘得意?」
コナン「え?……いや、そんなに。」
A「ふーん。」
その顔は苦手でしょ?
A「コナンくんってさ、好きな食べ物なんなの?」
コナン「……ハンバーグ?」
A「好きな飲み物は?」
コナン「……オレンジジュース」
A「それは嘘でしょ。アイスコーヒーじゃないの?」
コナン「……そうだけど。」
なぁーんだ。普通に嘘つくじゃん。
可愛いねと言うと顔を赤らめて、抱きしめると顔を赤くして抵抗する。
A「抱っこしてあげようか!」
コナン「いいよ。僕子供じゃないから」
A「抱っこしたい。させて?」
コナン「えー。」
A「最後だから!」
コナン「最後?」
コナンくんは私を不思議そうに見る。
A「もうしないから最後に1回!」
コナン「本当に最後だからね。」
はいとコナンくんは立つと手を広げた。
A「待ってる姿も可愛いね。」
コナン「恥ずかしいから早くして。」
A「ごめんごめん。」
よいしょと持ち上げるとギューッと抱きしめた。
コナン「苦しいよ。Aお姉ちゃん。」
A「ふふ、最後だからね。」
コナン「別に……最後じゃなくてもいいけど……」
A「ううん。最後。」
満足したとコナンくんを下ろしたら、真剣な顔でコナンくんが私を見た。
。。
494人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ