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Aside。
A「アレ?電気ついてる。」
毛利探偵事務所と書かれた窓の中は電気が付いていて、開いたままの窓から小五郎さんの声が聞こえた。
A「おじさん!」
小五郎「ん?あ、A君。」
A「お酒、控えたら?また蘭に怒られるよ。」
小五郎「お前までそういうこと言うのか!」
A「ごめんごめん!」
事務所の扉を閉じると、なにか叫び声が聞こえる。
小五郎さん負けたのかな?
いつも通ってた階段。
昔、新一と喧嘩して滑って転んだことあったな……なんて。
すごい急な階段だと思ってたのに、今となっちゃ普通になったよ。
階段を上がるとインターフォンを鳴らした。
蘭「はーい」
出てきた蘭は私服。
蘭「A。どうしたの?」
A「特に用は無いんだけど!お邪魔しまーす。」
靴を脱ぎ上がるとリビングで寝っ転がりスマホを弄るコナンくんがいた。
A「目近いんじゃない?」
コナン「!?……Aお姉ちゃん!?どうしたの?」
A「ううん。近く通ったからただ遊びに来ただけ。」
私が来たことに気が付かなかったのか、飛び起きたコナンくんはスマホを後ろに隠した。
A「ふーん、ガールフレンド?」
コナン「違う!」
A「そっかそっか。」
コナン「本当に違うから!」
A「疑ってないよ」
へへと笑うと、意地悪と呟いた。
蘭「ご飯食べる?」
A「ううん。大丈夫!すぐ帰るよ。」
そうとエプロンをつけた蘭はキッチンに戻っていく。
。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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