50 《続編に移行》 ページ50
Aside。
A「嫌だなぁ!コナンくんはコナンくんじゃないと困るよ!」
コナン「落ち着けよ。」
A「戻ってよォ、コナンくん。可愛いコナンくんに戻ってくれよ。」
肩を宥めようと手を伸ばす。
A「あ、そっか。私はコナンくんに触れないのか。いやぁいけない。いつもの様に触ろうとしちゃったよ。」
へへへと頭を抑えるとそんな私の頭をコナンくんが掴んだ。
コナン「良いか?しっかり聞けよ?」
A「だからコナンくんは……。なんで触れてんの?」
コナン「俺は工藤新一。江戸川コナンは正体を隠すための偽名だ。」
A「……はい?」
コナン「Aは黒ずくめの組織を追ってたんだろ?その黒ずくめの組織に俺は薬を飲まされて体が縮んだ。
有り得ねぇかもしれねぇが、現実の話なんだ。」
A「……すごーい。物知りだね?なんの絵本の話?」
コナン「ここは現実。天国でも何でもねぇ。お前は俺と同じ、体が縮んじまったんだよ。」
見てみろと自分の手を見せられる。
そこにはコナンくんと変わらない位の小さな手があった。
これが本当に自分の手なのかと見るけれど、自分の意思でちゃんと動く。
私の手だ……。
A「ち……縮んだ?……体が縮んだって何。そのまま若返ってくれればよかったのに。
えぇ、それならあのまま頭ぶち抜かれて死んだ方がマシだったよ?」
何だこの天国は。
ただの地獄じゃないか。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
移行します
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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