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Aside。
A「えぇ!これはダメでしょ!」
園子「何がダメなのよ。」
A「いや、開きすぎ。開きすぎだって」
園子「このくらい普通よ?ね?蘭」
蘭「私に聞かれても……」
私は学校の帰り、園子の家によってから車でドレスを買いに来ていた。
園子が出してくるものは全て露出が多くて却下。
蘭「これは?」
園子「ダメダメ。目立ってなんぼよ!」
A「目立たないのがいいよ」
何個も出してきて、試着室で着替える。
A「スースーする」
蘭「似合ってる」
A「そう?」
クルッと回って見せると園子がニヤニヤし始める。
コナン「でもちょっと短いんじゃない?」
園子「……がきんちょ。」
ドレスの並んでいる場所じゃない待合室のようなところで、
オレンジジュースをもらっていたコナンくんが私の姿を見て言った。
A「そんな若くないから長い方がいいよね。」
コナン「あ、いや。そういうことじゃないんだけど」
A「ん?どういうこと?」
コナン「えっと……」
園子「ふーん、心配してるんだ。」
A「心配?」
園子「だーかーらー、がきんちょは」
コナン「あぁぁあ!僕、こっちの方がいいと思うな!」
A「あ、そう?着てみようかな。」
必死に話を逸らそうとするコナンくんが指さしたドレスを店員さんが取ってくれた。
試着室のカーテンを閉めたあと
園子「マセガキ」
蘭「コナンくんはAのこと大好きなんだね。」
コナン「……えへへ」
なんて話してるのが聞こえてきた。
。。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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