嫌われ者は愛されたい！！【wrwrd】 (ページ5)

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4話ページ5

sha「水嶋さんに学校案内してもらってたんよ！」
zm「水嶋？こいつのことか！」
えっなんか人が増えた、そして指さされたんだけど……この人パーカー着てるしフード被ってるし殺されそう……
sha「せや！ゾムも一緒に案内してもらおや！」
zm「せやな〜1人で動くよりお前らと一緒の方が楽しそうや！」
kn「ゾムも一緒に回るんか！盛り上がってきたな！」
1人増えた……増えたところで変わらないけど、これで回るのが遅くなったら嫌だな。早く終わらせて離れたいのに
zm「お前、顔真っ青やん大丈夫なんか？」
A「あっ大丈夫です。気にしないでください」
zm「ふ〜ん」
そんな顔に出てたのかな……気をつけなきゃ…絶対にバレたらいけないんだ、バレたら生きていけないと思え
A「そしたら1階に降りましょうか」
sha「せやな！あと1階で終わりか〜なんか早く感じるな〜」
[シャオロン・コネシマ・ゾムの3人でたわいもない話をしているのを聴きながらAは家庭科室に向かうのであった]

A「ここが家庭科室です。昼ご飯休憩の際、ここでご飯を作ってる方もいらっしゃいますし、部活動でも使用されております。」
zm「へ〜ここって自由に料理してえぇんやな」
A「自由と言っても先生に家庭科室の使用を許可してもらう事、食材は自分で持ってくること、食器はなるべく使った時より綺麗にして戻すこと、この3つを守らなければいけません。当たり前のことですが、やらない方もいるので一応」
zm「それ守ればええんやろ？楽勝やん」
え？この人何を考えてるんだろ、転校生さん達は何か震えてるし……何か起こるのかなっ

sha「ゾム、食害だけはマジで勘弁してや」
ん？食害？
zm「えぇ〜別にええやん、お前らが食べる量少ないんやもん」
kn「いや普通に食べとるわ！」
え？何？食害？食害ってなんだっけ？頭がっ
？「ん？お前ら何しとんねん、そこの女の子が困っとるやろ」
[家庭科室の扉の前には野菜や豚肉のパック等を持った大柄な男性の姿が]

kn「トントンやん！何しに来たん？」
tn「いや、帰る前になんか作ろっかな思って先生に許可もらって料理するとこやったんやけど、女の子困らせたらあかんやろがお前ら」
優しい……でもこういう人でも信用したらダメなんだよね……それにしても結構な量持ってるな〜
sha「べっ別に困らせとらんよ！な！水嶋さん！」
A「……えっ！？あっはい、全然大丈夫です」
tn「ならええんやけど、なんか困ったら言うてな？こいつらうるさいから」