嫌われ者は愛されたい！！【wrwrd】 (ページ14)

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12話ページ14

時間はたっぷりあるって……明日は授業終わったらどこか行かないと
ut「ほら君も帰るで」
[そう言いながら鬱はAの手を自然と取った]
えっ…何この人、なんで手を繋ぐの？
kn「鬱く〜ん？」
ut「いや、ちゃうやん！ただ引っ張っただけ」
rb「お前の引っ張っただけは信用ならんのや！」
ut「ｲﾔﾝ、ｼﾝﾗﾁｭ」
そんな事言いながら全然手放さないじゃん

A「あっあのっ私、一人で帰るので手、話してもらってもいいですか？」
ut「ん〜」
[家に今すぐにでも帰りたいA。家に帰ったとしても怒号が飛ぶか暴力を振るわれるかだが、この場にいるよりかは自分の時間がとれる。その為には一人で帰るのを選択したいが……]

ut「いやや、こんな日暮れ時に女の子ひとりで帰らせるわけないやん♡」
A「私は外に出ても十中八九、声をかけられないでしょうし」
ut「そんな悲しいこと言わんでや〜僕が一緒に帰ろ言うてるんやで？」
この人しつこい…どうせ他の人から話聞いたら悪くもなんでもない人間をいじめたりとかする癖に

A「とにかく1人で帰りたいので帰らせていただきます」
ut「ちょっ待ち！」
[Aは急いでカバンを持ち、早歩きで扉の外に出た。帰路は1人だったがあとから誰かが着いてきていると知らず、家に着くのであった。]

A「……ただいま」
母「早く風呂はいって勉強しな、お前は出来損ないなんだから。はぁ…なんで上の子達は勉強ができたのにあんたって子は」
A「ごめんなさい、お風呂入ってきます」
僕の居場所なんか…どこにもない、どうせ出来損ないで何も出来ない奴なんだから……とりあえずお風呂入って勉強しなきゃな
母「A！あんたの友達っていう子が来てるわよ！」
は？友達？友達なんていないんだけど……誰？
[Aは母親に言われた為、玄関の方に向かう。友達なんて居ないAの元に現れた“友達”とは誰なのだろうか？]

zm「よっ！」
A「えっ…ゾムさん？」
sha「俺もおるで〜」
A「えっシャオロンさんも！？なっなんで私の家に？いえ、それより私教えてないですよね！？」
zm「後ついてきた！」
は！？えっ先に帰ってもらったよね！？なんで僕の後ろにいたの！？
sha「いや〜流石に1人帰らすのもな〜って思ったし、なんかシッマが教室に行ったけどあいつの事やからなんかやらかしてるんやないかな〜？って思ったら水嶋さんが慌てて出てきたし？付いてってみよか〜って話になったんよ！」