story 2 ページ3
二人が港へ近づくと共に何故か、不穏な空気が漂ってきた
街の人々も何かに怯えているようだった
「...海賊かもな」
『だったらラッキーだと思わない?』
「私は戦わないからな」とオティヌスが言うもAは聞いているのか全く分からない
そして段々と聞こえて来る怒号と悲鳴
『チッ...邪魔。どけっての…』
「野次馬が邪魔だな...」
何かに群がる野次馬をかき分け一番前へと出る
そこには子供を人質にとりわめき散らす海賊らしき男たち数名と泣き叫ぶ子供の親であろう人
それを見てAはハァと溜息をつき
『何ともまぁ...古典的な』
「で、どうするんだ?助けるのか?」
『私が助けるわけないじゃない――叩き潰す』
そう吐き捨てAは男の前へと立つ
Aが出てきたことに腹が立ったのか男は拳銃を振り回す
「誰だテメェ!!どけっ!!じゃなきゃァコイツの命はないぞ!!」
『......、』
しかしAは無言
何を考えているか分からない表情の彼女に痺れを切らしたのか男はもう一度叫ぶ
「おい!聞こえてんぶがァッ!!!??」
しかし、男の言葉は続かなかった
Aがどこからかスタングレネードを取り出し男の顔面に投げつけたのだ
そして炸裂する閃光
海賊たちも野次馬たちも目と耳を塞がれ、突然の事でうめき声を出している
「やり過ぎじゃないのか?」
『ありゃ?やっぱり無事だった?』
「当たり前だ。力はもう使えないとはいえこれでも元魔神だ。それにお前の考えている事位分かる」
『そう?』
Aは倒れている海賊たちを蹴り飛ばし完全に意識をむしり取る
そして、海賊たちの船に乗り込んだ
『地図とかない?』
「あるぞ。他には...何だこの…方位磁針みたいなやつ」
『一応、置いといたら?で、地図には何て?』
そう言い、地図をのぞき込む二人
『あぁ...やっぱり』とAは呟いた
「どうやら本当に違う世界へ来てしまったらしいな。お前の力で元の世界へ戻れるか?」
『出来るっちゃ出来るけど。もし、他に私達以外のヤツがこの世界にいたとしたら...?』
そうAが言う通り、そう簡単には元の世界へ帰れないのだ
もし他の人間に気付かず二人のみが元の世界へ戻ってしまったら、残された人間は確実に帰れる方法がなくなってしまう
「やはり色んな国や島を回った方がいいのかもしれんな」
『適当に回ってたら会うかもね。じゃあこの船使おうか』
どうせそのつもりだったんだろうとオティヌスは内心思っていた
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鎖華(プロフ) - 和堂 桜さん» えっと…どういう事でしょうか?更新については大丈夫です。新しくアカウントを作りましたので、そのアカウントをサブ管理人にしてあるため更新するのは可能ですが・・・。 (2015年6月24日 21時) (
レス) id: 3a2e79b027 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - どうやると続き見れますか？（ログイン系は不可) (2015年6月24日 21時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
鎖華(プロフ) - すみません。何故か、ログアウトされており新しく作りました。 (2015年5月31日 1時) (レス) id: 3a2e79b027 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - はじめまして！俺(一応女)ワンピース×とある面白いですよね！あんまりこのコラボ(？)の作品ないので見つけた時Ｏ(≧▽≦)Ｏ ﾜｰｲ♪ 状態でしたwwww更新+ﾟ*頑張れ｡:ﾟ+]∀`◎)_尸゛ (2015年3月2日 16時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
雷雲（ルレイア）(プロフ) - 鎖華さん» あ〜あったなｗあれひでーわｗ (2015年1月5日 2時) (レス) id: 7a883655c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2014年11月29日 19時
