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赤葦side
震える彼女は小さくて。
服も髪も濡れていて。
「(服が白だから、下着透けてる…なんて言えないよなぁ…)」
タオルで前を隠させる。
それから彼女の手を引いて、マネ部屋の前まで連れていく。
「服着替えたら、風呂場の前のロビーで待ってて。今なら人も居ないだろうし。」
彼女はこくんと頷くものの、手はぎゅっと握ったままだ。
赤「…。」
貴「…?」
見つめてると、上目遣いでどうしたの?と見つめ返してくる。
いや、どうしたのって…
「手、離さないの?」って聞くと、小さく「あ」と呟いた。
呆気なく手が離れたことに悲しみつつ、彼女がマネ部屋に入るのを見届けた。
「…さて。」
とりあえず、マネさん達のとこに行って事情話して、髪乾かしてあげよう。
「ふぅ…」
よし、行こうと覚悟を決め、
まず早足で食堂へと向かった。
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香奈(プロフ) - 白布くんかっこよかったです……白布くん推しにはたまらない…ありがとうございます!!更新待ってます。 (2020年1月7日 1時) (レス) id: e378ea9447 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 いつき - カナト☆俺ナーになったぜ卍さん» や、もう自分が想像してた以上にえちえちしてたわ笑笑 (2019年10月14日 17時) (レス) id: ef1511333e (このIDを非表示/違反報告)
カナト☆俺ナーになったぜ卍(プロフ) - 鳴瀬 いつきさん» ありゃありゃエチエチ最高でした(о´∀`о) (2019年10月14日 14時) (レス) id: 62a843f530 (このIDを非表示/違反報告)
。#vll - 鳴瀬 さん» うん(笑) (2019年10月14日 14時) (レス) id: 01ebef5845 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 - 。#vllさん» ありがとう笑 ぜひ見て〜笑 (2019年10月14日 14時) (レス) id: ef1511333e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳴瀬 いつき | 作成日時:2019年8月8日 14時