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あ、あれ持っていこ。
貴「…お取り込み中悪いけどさぁ…」
そう言うと二人とも振りかえる。
貴「背の高い君…主将さんが探してたよ?
行ってあげた方が良いんじゃないかなぁ…」
チラリと目をあわせると何か察したようで、ノッポくんは会釈をしてその場を離れた。
唐「…なんで邪魔するのぉ〜?」
男が消えた途端に、こちらを睨み付けてきた。
きゃー怖い。
貴「邪魔なんてしてないけど?」
笑みを含んだ言い方に腹が立ったのか、唐崎は私の目の前まで歩み寄って、
パンッ
二度目だよ貴方に頬叩かれるの笑
すぐ手出すのやめなよ〜
そんなことを思いつつ、『演技』を続ける。
貴「っ…。…酷いよ」
弱々しく呟くと彼女は楽しそうに笑った。
唐「私は仕事しなくても愛されて、
相澤さんは仕事してるのに愛されない。
ほんっと、可哀想だねぇ〜♪」
ブチギレそうになって、深く深呼吸をした。
唐「じゃあ私行くねっ♪
次は邪魔しないでよぉ〜?」
彼女が消えたところで、『傍聴人』に声をかけた。
貴「何してんの?
碧紀。」
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香奈(プロフ) - 白布くんかっこよかったです……白布くん推しにはたまらない…ありがとうございます!!更新待ってます。 (2020年1月7日 1時) (レス) id: e378ea9447 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 いつき - カナト☆俺ナーになったぜ卍さん» や、もう自分が想像してた以上にえちえちしてたわ笑笑 (2019年10月14日 17時) (レス) id: ef1511333e (このIDを非表示/違反報告)
カナト☆俺ナーになったぜ卍(プロフ) - 鳴瀬 いつきさん» ありゃありゃエチエチ最高でした(о´∀`о) (2019年10月14日 14時) (レス) id: 62a843f530 (このIDを非表示/違反報告)
。#vll - 鳴瀬 さん» うん(笑) (2019年10月14日 14時) (レス) id: 01ebef5845 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 - 。#vllさん» ありがとう笑 ぜひ見て〜笑 (2019年10月14日 14時) (レス) id: ef1511333e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳴瀬 いつき | 作成日時:2019年8月8日 14時