噂のお薬…04 ページ5
どうして、こうなっちゃったんだろ…
「紅茶はミルクと砂糖どうします?」
『スッ、ストレートで大丈夫です!!!』
お茶に誘ったはずが逆に家に招いてもらっていた…はい、うん、どうしよう緊張する。
『ぁか…じゃなくて』
「ここなら、赤井でも構わないぞ」
『あ…』
変成器を切って聞き慣れた赤井さんの声…
そして、コーヒーを一口口にする赤井さん
私のためにわざわざ紅茶をいれてくれたんだ…。
『そういえばこの家って赤井さんのお家じゃないですよね?表札に工藤って書いてあったし』
「あぁ、訳あって住まわせてもらっているが今ここに住んでいる住人は俺だけだ」
『そうなんですね』
「結衣は…公安を辞めて今は落ち着いているようだな」
『日曜日が休みなだけで毎日必死ですよ…子ども達は手に負えないくらい元気一杯だし勉強も私の頃に比べたら随分進んでると思います』
「勉強は得意と言ってただろ?」
『いや、まぁ嫌いじゃないですけど…この歳で5教科+αをわかりやすく教えるのも難しいんですよ』
「なるほど」
『でも、まぁ、今公安や赤井さん達と一緒働くってなると身体が鈍って全然使えないと思いますよ、出来て爆弾処理くらい…あぁでも自信ないな』
「なるほど…それじゃあ今度解体の依頼が来た時は君に任せるとしよう」
『えええぇぇぇ!むっ、無理ですよ!私ごとぶっとんじゃいますって』
「いざという時は俺が力になろう」
『赤井さん…///』
いや、ときめいてる場合じゃない
帰ったらおさらいしとこう…うん。
『あ…もうこんな時間。それじゃあ、私はそろそろ』
「送って行こう」
『きょ、今日は、これから買い出しにも行きたいので大丈夫です!』
「そうか、それじゃあ…そうだった」
『どうしたんですか?』
思い出したように徐に携帯を片手に操作を始める赤井さん
「そういえば君の番号を知らなかったと思ってな」
『いいんですか!!!!』
「知らないと仕事の依頼ができないだろ?」
『ぁ…そうですね』
喜んでみたものの仕事の話かと思うと何ともいえない虚しさを感じる…。
とりあえず携帯を開いて連絡先を交換する。
『よし、これで完了ですね!また連絡します』
「わかった」
『それじゃあ、お邪魔しました』
バタンと玄関から、出れば自然と一息…もちろんため息ではない
『赤井さんの連絡先ゲットっっっ』
嬉しさからの一息だ!
*****
私の中の赤井さんの口調がだいぶブレブレな事件…。
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かなと(プロフ) - 全然見に覚えがない事云われたら、そりゃあ(゚∀゚)するよね。 (2016年6月15日 23時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - かなとさん» 見てしまいましたね!もう、先延ばししすぎて私が安室さん不足になってしまい急遽予定変更してしまいました(笑) (2016年6月14日 1時) (レス) id: 9727e9cecd (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - 写真、絶対に安室さん見るわ。うん。 (2016年6月13日 19時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - SHERRYさん» おはようございます!コメントありがとうございます^^9話の件ですが何故か非公開にしていたので先程公開しております!!暖かいコメントと共に感謝でいっぱいですっ! (2016年6月12日 10時) (レス) id: 9727e9cecd (このIDを非表示/違反報告)
SHERRY(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!お話の内容が分かりやすくて読みやすかったです!それと、9話が抜けていますよ!これからも頑張ってくださいp(^-^)q (2016年6月12日 9時) (レス) id: 5ccbfa2891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠恋 | 作成日時:2016年6月7日 1時