噂のお薬…03 ページ4
ガコン…
「「「いっただきまーすっ！」」」
『本当に水でよかったの？』
「今はジュースって気分でもないしね」
『子どもの癖に〜』
「あら、私の年齢」
『三十路を迎えようとしてる私から見れば、まだまだ子どもよ』
「29歳なのね」
『ちょっ！そんな聞こえる声で』
「まぁ、年の割には若く見えてるから大丈夫よ」
『大丈夫ってなによ！もう…』
「ふふ…」
笑った哀ちゃんも可愛い！！！！！
『あっ』
「どーしたの？結衣お姉さん？」
『ベンチに本を置いてきたみたい！時間も時間だし私はそろそろ帰るわね』
「「えぇー！！」もう帰っちゃうんですかー？」
「貴方達わがまま言わないの！結衣さんだって忙しいんだから…ね？」
『そうなのよ、あはは…そうだ、今度は児童館に遊びにおいでよ噂のコナンくんも連れて一緒にさ？』
「いいのー？」
『もちろん、あっでもお家の人に一言言ってから来るのよ』
「「「はーい」」」
『それじゃあ、またね』
ただの子どもの相手ならまだしも、この子達といると正確には、この子達と遭遇した休日は探偵ごっこに付き合わされる。
悪い時は本当の事件にさえ巻き込まれてしまうものだから厄介だ。
少年探偵団のみんなは嫌いじゃないけど、あの好奇心と行動力には大量がいくらあっても足りない気がする…哀ちゃんも苦労してるのね…。
『と…このベンチに置いたはずなんだけど…』
先程まで読書をしたであろうベンチに戻り、その付近のベンチや周りを確認して見るものの本らしき物が置かれている気配はない。
『うそでしょー…私のホームズ』
こんなことなら違う本にしておけばよかった…よりによって一番大好きな本をなくしてしまうとは…。
「お探し物はコレですか？」
『へ？ぁっ！そうです！！！！って赤…じゃなくて、沖矢さん！』
背後から声を掛けられ差し出された一冊の本は私が先程必死に探していたシャーロックホームズ
『ありがとうございます！もう失くしたものかと』
「本の持ち主が近くにいないかと探していたので行き違ってしまったようですね、申し訳ない」
『いやいや、元々は私の不注意で面目無いです』
「結衣さんもこの本が好きなんですね」
『っ！赤ぃじゃなくて沖矢さんもお好きなんですか！！！』
「嫌いではないですね」
てことは好き！なんですね！とまでは言えず素直に本を受け取る…
『なにかお礼を…あっ、沖矢さんさえよければお茶でもしませんか？』
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かなと(プロフ) - 全然見に覚えがない事云われたら、そりゃあ(ﾟ∀ﾟ)するよね。 (2016年6月15日 23時) (
レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - かなとさん» 見てしまいましたね！もう、先延ばししすぎて私が安室さん不足になってしまい急遽予定変更してしまいました(笑) (2016年6月14日 1時) (レス) id: 9727e9cecd (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - 写真、絶対に安室さん見るわ。うん。 (2016年6月13日 19時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - SHERRYさん» おはようございます！コメントありがとうございます^^９話の件ですが何故か非公開にしていたので先程公開しております！！暖かいコメントと共に感謝でいっぱいですっ！ (2016年6月12日 10時) (レス) id: 9727e9cecd (このIDを非表示/違反報告)
SHERRY(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます！お話の内容が分かりやすくて読みやすかったです！それと、9話が抜けていますよ！これからも頑張ってくださいp(^-^)q (2016年6月12日 9時) (レス) id: 5ccbfa2891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋 | 作成日時：2016年6月7日 1時
