噂のお薬…17 ページ18
『えっとね』
簡単に説明するには見せるのが手っ取り早いけどそんなわけにもいかないし…
「よかったら、使ってみます?」
『ぇ…いいんですか?』
「もちろん、昨日たまたま安く売ってたから興味本位で買ってきちゃったんです!是非使って下さい」
パフェをトレーに乗せて現れた梓さん…この子もいい子だな、うん。
グー…
『ありがとうございます…でも、その前にパフェを食べちゃいましょ』
再び元太君の腹の虫が鳴った。
「「「いっただきまーす」」」
「「いただきます」」
『どーぞ』
美味しいと言いながらパフェを頬張り子どもたち、コナン君も大分警戒を解いてくれてるみたいだし良かった…そしてこの紅茶香りも味もしっかり出てて美味しい
「よかったら、皆さんで撮りましょうか?」
「いいんですかー?」
「とってとってー」
『あ、じゃあ私が代わりますよ』
「いえいえ、せっかくだからお客様も入って下さい」
「結衣お姉さんも一緒に入ろうよー」
「ほら、こんなに言ってるわよ?」
『うぅ…それじゃあ』
「あっそうだ!」
『うぉ?』
「室内だと花粉も大丈夫ですからね」
「あれ?花粉って今の『わああああっ!さ、早く撮りましょう?アイスも溶けちゃうし』」
突然歩ちゃんにメガネやマスク取られたかと思えば再び花粉の話に…夏場なのに花粉は流石にないよね…失敗したと今更ながら思う
「それじゃあ、いきまーす!1たす1はー?」
「「「にー」」」
写真なんていつぶりだろう…しかし…
「なんにも写ってねーぞ?」
「おかしいわね?」
『すぐには出ないんじゃない?』
「故障かしら…中古だったし」
「「えー」」
「なんだよそれー」
しばらく待ってみたものの写真が映し出されることはなかった…
「3683円になります」
『5000円からで』
あれから1時間程ポアロで時間をつぶし噂のイケメンさんの帰りを待ってみたものの帰ってくる気配もなく子ども達も我慢しきれずに店を出ることにした。
「ありがとうございましたー」
『ごちそうさまでした』
「あ、今度はサンドイッチの準備もしておくので是非食べに来てくださいね!」
『楽しみにしてます』
社交辞令のような挨拶を交わし店内を出た。
それにしても、パフェ4つはお財布に優しくないなー…今月は節約しよう。
公安時代に貯めていたお金は全て貯金し今は児童館のバイトで稼いだ一部を生活費に残りを貯金している。備えあれば憂い無しって言うもんね!
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かなと(プロフ) - 全然見に覚えがない事云われたら、そりゃあ(゚∀゚)するよね。 (2016年6月15日 23時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - かなとさん» 見てしまいましたね!もう、先延ばししすぎて私が安室さん不足になってしまい急遽予定変更してしまいました(笑) (2016年6月14日 1時) (レス) id: 9727e9cecd (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - 写真、絶対に安室さん見るわ。うん。 (2016年6月13日 19時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋(プロフ) - SHERRYさん» おはようございます!コメントありがとうございます^^9話の件ですが何故か非公開にしていたので先程公開しております!!暖かいコメントと共に感謝でいっぱいですっ! (2016年6月12日 10時) (レス) id: 9727e9cecd (このIDを非表示/違反報告)
SHERRY(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!お話の内容が分かりやすくて読みやすかったです!それと、9話が抜けていますよ!これからも頑張ってくださいp(^-^)q (2016年6月12日 9時) (レス) id: 5ccbfa2891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠恋 | 作成日時:2016年6月7日 1時