おさまった 和也Side ページ11
(潤)「もう、大丈夫？」
やっぱり、優しい。もちろん、嘘はつかない。というよりも、嘘をついても、潤くんにはばれると思う。
「うん。今は、もう、痛くない。」
(潤)「そっか。良かった。ちょっと聞いてもいい？」
多分、何があったのか聞くんだと思う。
「うん。大丈夫」
(潤)「俺が、玄関に行っている時、何があったの？」
ほら、やっぱり。
「潤くんが、玄関に行ってから、2分くらいしてから、頭痛がして、1分くらいしたら直ったんだけど、少ししたら、腰が痛くなった。」
だいぶ、地獄だったけど。。
(潤)「そっか。今までも、腰痛くなったことあったよね。」
「うん。あったけど、今までは、1分くらいしたら、直ってたし、今回みたいな強い痛みじゃなかったから。」
そう。俺は、時々、腰がいたくなるときがある。踊っているときにきたら、まぁだいたい、潤くんが気づいてくれるから、そしたら、潤くんが他のメンバーにアイコンタクトして伝えて、俺の近くにいるメンバーが少し近づいて支えてくれる。
(潤)「とりあえず、明日、二日酔いが出る前に、いこっか。いっつも、二日酔いって何時くらいがピークなの？」
えっ。なんで、二日酔いにピークがあること知ってるんだろ？もしかして、潤くんも。
「うーん。9時くらいかな？」
だいたい、毎回そのくらいだから。
(潤)「じゃあ、和がいっつも行っている病院に、予約しとくね」
てかなんで、潤くんが俺の通ってる病院を知ってるんだろう？
「ありがと」
(潤)「どうする？お風呂入る？」
「うん。どうしよっかな。入ってるときに、腰痛くなったら、嫌だし、気持ち悪くなるかもだし。今日は、やめよっかな。はいりたいけど。」
これだけいろいろあったから、心配だし、。
(潤)「あーそうだよね。一緒に入る？」
さすがに、一緒に入るとなると、その、潤くんの全身裸を見なきゃいけないから。。まぁ、ライブのツアーの時は見てるんだけどね。笑
「えっ。じゃあ、お風呂の前で、待ってて。何かあったら、呼ぶから。」
何かあったら、怖いから、潤くんに、前で待ってもらうことにした。
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作者名：翠奈 | 作成日時：2021年8月21日 15時
