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打たれ弱いドSことaromahotさんで書いときます ページ10
「将来の夢？兄ちゃんのお嫁さんになる！」
「へー、なら今から花嫁修業しとかないとな」
「うん！」
俺はジャケットの中に入ってる鑑定書に感謝した。
「兄ちゃん？」
心配そうにこちらをのぞき込む妹。いや、赤の他人。
「何でもないよ」
月日ははくたいのかかくにして....
「今日は遅くまで帰れないから」
「分かった、留守番しとくよ。またあの人たちと？」
「まぁな」
「行ってらっしゃい、兄ちゃん」
「行ってくる」
「あれ？これ次の企画で必要だからって言ってた紙？」
「もう1枚は？」
鑑定書？何この内容。なんで？赤の他人と何年も暮らしてたの？
「忘れ物っと。あれ？未里どうしたんだ？」
「嘘つき」
「見たんだな、その紙」
「兄ちゃん、嘘だよね？こんな紙嘘だよね？」
「残念だが本当だ」
__________兄ちゃんのお嫁さんになる！
「そっか」
約束、覚えてるのかな。
あん時の事をコイツが覚えてるとは思えない。
「あの時の事」
「覚えてるよ」
「...だよな覚えてるわけ」
「兄ちゃんのお嫁さんになる！でしょ？」
「そう、そんなの嘘だろうな」
「もう一回言ってあげるよ。兄ちゃんのお嫁さんになったげるから______」
その後に続く言葉を聞いて俺は、________
「兄ちゃんのお嫁さんになったげるから、し、幸せにしろよ」
「勿論、そのつもりだった」
一人で補習受けてたら思い付いた牛沢さん→←オフ会ってワードで浮かんだので私も、きっくんで書きます
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作者名：睡眠酸素と【 】 | 作者ホームページ：ホームページの追加は禁じます。
作成日時：2016年7月28日 17時
