一人で補習受けてたら思い付いた牛沢さん ページ11
夏休み
この補習という壁
私の夏休みを全力で妨害してきやがる、ふざけんなよまじで
「おい飛鳥、何ボーッとしてんだ」
「あー、すんません」
うっしーこと牛沢先生は爽やかでイケメン
女子生徒から圧倒的な人気を誇る数学教師だ
ちなみに私は数学が苦手だ
「せんせー、ここ分からんよー」
「あ？ここなんて公式使えば一発だろ」
「公式…こう？」
適当に思い付いた公式にばかばか当てはめて解いてみる
「そう、んだよ出来んじゃねぇか」
うっし先生が私の頭をぐしゃぐしゃと撫でる
「分からんよ、数学は本当にさっぱり」
「古典はあんなに出来るのにな」
「あれはとわぽん先生だから」
「何お前、towacoの事好きなの？」
うっしー先生が笑いながら聞いてくる
何か目だけ真っ直ぐ…
「うっしせんせーみんたいに無駄話しないし、真面目だし、授業分かりやすいし古典好きだし」
「差がひでぇな」
ふわぁと欠伸をするとうっし先生は何かを机に置いた
「スポーツドリンクだ、少し休憩しよう」
「ありがとー」
キャップを開けて透き通ったスポドリを喉に流し込む
よく冷えてて美味しい
「飛鳥」
「うっし先生も飲むの？はい」
スポドリを渡す
先生が喉を鳴らしながら飲む
色っぽいな
「っはぁー…お前さ」
「うん？」
「関節キスとか気にしないの？」
関節キス？
「俺、本気になっちゃうよ？」
「…本気になれば？」
クスッと笑うと先生は私を抱き締めた
雷恐ろし ビビってるキヨさんを復活祝いに→←打たれ弱いドSことaromahotさんで書いときます
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作者名：睡眠酸素と【 】 | 作者ホームページ：ホームページの追加は禁じます。
作成日時：2016年7月28日 17時
