番外編�� ページ29
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先日、森田さんの涙を見てから目が離せなくなっていた
小「すっごい…綺麗だったなー…」
重「なにが？」
小「えっ？？？？」
重「んっ？？？？」
心の声漏れとった？
重「最近上の空やなー！笑
マネージャーさんも笑」
え？
振り返ると真顔のまま固まってる森田さん
……寝てる…？笑
重「なんか悩みでもあるんかなー？」
しげの言葉に先日の出来事がフラッシュバックした
小「何かあったのかも…」
なんでこんなにも気になるんやろ…
この時はまだ自分も分かってなかった
この感情の名前に…
ーーーーーーーーーーーーー
今日も収録後、ダンスレッスンしようと事務所に鍵を借りにいこうとしたら聞こえてくる声
「いい加減にしてよ！！！」
先日よりも声に怒気を感じ、まずいと思った
ーガチャッ！
小「そこまでです」
前「小瀧くん…」
小「森田さん…来て」
座り込む森田さんを引き上げ、鍵を持って事務所を出た
向かう先はレッスン室
小「そろそろ話してくれん」
『何にもありません』
小「なんでなん！？俺らのマネージャーやろ！？」
"何でも話してよ…"
言葉と一緒に流れる涙
『何で小瀧さんが泣くんですか？』
小「…辛くても泣かない森田さんの代わりに泣いてあげてんねん泣」
『なんですかそれ…笑』
多分、本人も無意識
俺は初めて見る笑顔に一瞬で惹かれた
胸の鼓動が止まらない
ードキドキ
ードキドキ
ードキドキ
何なんこれ…ありえへん
『もう大丈夫です。失礼します』
そう言ってレッスン室から出てく森田さん
フリーズし過ぎて反応出来なかった
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作者名：美桜 | 作成日時：2017年9月25日 20時
