o/g: ビーフシチュー ページ28
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隣に住んでいる丸山さんが、警察に連れて行かれた。
大した面識が無いといえば無かったけど、たまに夕飯を作りすぎたとか言ってインターホンを鳴らすような良い人だった。
「 …… はい 」
『 あ、丸山です〜晩ご飯もう食べちゃいましたか？ 』
「 いやっ、まだですけど 」
『 何か食べる予定ありました？ 』
「 いやあ 何か買いに行こかな思ってたとこです 」
丸山さんは、決まって18時半に来た。
話すのはこの時くらいだし、外で会っても会釈するくらいだから、警察には何も知らないと言っておいた。
『 ほんまですかあ。晩飯作りすぎてもうたんですよ 』
丸山さんは、料理がとても上手だった。
持ってきてくれた晩飯のおさがりを家で一人で食べた翌朝、両手にゴミ袋を抱えた丸山さんにちょうど会ったから
「 お店のみたいに美味かったです 」
なんて少し会話を交わしたのを覚えている。
ふわふわ笑った顔がかわいいな。なんて思ったけど、その前に何度か丸山さんの家に来る人のことを見ていたし、俺が好きになることはなかった。
後から知ったことだけど、俺と丸山さんは同じ大学に通っていたらしい。
友達が、テレビに移る丸山さんを見て、「この人この前のLGBTの講義居ったで 」なんて言ってたけど、俺は全く気が付かなかった。
「 …… はい 」
『 あ、こんばんはあ 』
そういえば、事件前夜に丸山さんは俺に会いに来た。
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ぺぺ(プロフ) - コメント失礼します！oreoさんの甘くてすこしほの暗い感じの雰囲気がだいすきです:)よろしければ橙黒をおねがいします。 (2019年2月9日 0時) (
レス) id: 3badf47f8d (このIDを非表示/違反報告)
Kちゃん(プロフ) - アーセナル攻めでエース受けで長編お願いします (2017年3月31日 2時) (レス) id: d53f1e00f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oreo | 作成日時：2017年3月8日 22時
