y/r: 依存できない ページ26
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初めて会ったのは、大倉とセ ックスをしているのを見た時だった。
男同士で、なんて初めはそうも思った。
視聴覚室に筆箱を取りに来ただけなのに、控えめにだらしない声で喘ぐ男を見下げる大倉の顔がエ ロかったのを良く覚えている。
それがなんだ。
「 やっ、や あ ッ、やだ … っ りょ お 」
あのやらしく喘いでいた男は今、俺の下で鳴いている。
「 なんすか 」
「 や、なの … そこ、お しぬ っあ あ 」
「 嫌じゃないじゃないすか、その顔 」
「 いい っ、…… は あ しぬ、ッ しんじゃう 」
女にこんなことしたことない。
手首をその辺にあった輪ゴムで何重にも巻いて、鬱血してさっきまで紫色だった指先は、真っ白になっていて可哀想だ。
首には俺のネクタイを締め上げて、これもだいぶんきつく絞めた。
ムカつくから長い髪は手で引っ張って、それも疲れたからさっき輪ゴムで適当に縛った。
中にローターぶっ込んで、そこに俺の逸物を被せる。
泣いている顔がとても綺麗で、卑猥だと思う。
「 りょ、っ …… りょお …… 」
「 なんすか 」
「 は、あ あっ …… きもち、い？ 」
「 あー はい、きもちいすよ 」
可愛い。なんて思うのも、本当は嫌だし、俺が毎度呼び出してこんなことしているのも嫌気が差す。
大倉とのそれを見た後、すばるくんの方から誘ってきた。
「 お前この前見てたやろ 」
なんて。
「 お前は …… 金要らんよ 」
なんて、俺が特別みたいに言った。
「 なあすばるくん 」
「 は 、っ あ …… なに い 」
「 俺のこと好きすか 」
すばるくんは、俺に好きだと言ってくれない。
特別なんじゃないのか、なんて滑稽だ。
『 なあ大倉、あの先輩に金要らんって言われてん 』
『 あ〜それあの人の口説き文句。俺は違うんやってなるやろ？ 』
ムカつく。
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ぺぺ(プロフ) - コメント失礼します！oreoさんの甘くてすこしほの暗い感じの雰囲気がだいすきです:)よろしければ橙黒をおねがいします。 (2019年2月9日 0時) (
レス) id: 3badf47f8d (このIDを非表示/違反報告)
Kちゃん(プロフ) - アーセナル攻めでエース受けで長編お願いします (2017年3月31日 2時) (レス) id: d53f1e00f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oreo | 作成日時：2017年3月8日 22時
