かっちゃんがヤンデレで溺愛してくる話｡【僕のヒーローアカデミア】 (ページ6)

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思い出4 ページ6

学校帰り｡
私はクラスの子にホウキで殴られた腕を抑えながら公園に向かった。

「いてて……」

しばらくすると彼がきた。今日は1人だ｡

「勝己くん！！」

駆け寄ると彼はそうそうに睨みつけてきた。

「ああ！？」

「この前は助けてくれてありがとう！早くにお礼が言えなくてごめんね！！」

「ああ、あん時の…………別に｡」

彼はツンとしていたが、

「大丈夫なのかよ……」と、ボソッと言ってきた｡

「うん！もうすっかり元気！！！！！」

「ああ！？んなこと聞いてねぇよ！！」

「ええええええ！？」

彼はどうやらツンデレらしい。

「いたっ！」

突然殴られた腕が傷んだ｡

「…………」

彼はじっと私の腕を見つめる。

「え？ああ、気にしないで｡」

そう言うと彼は「そうかよ｡」と言い、その場を去ろうとした｡

「あ！オールマイト！！！！」

「！？」

「勝己くん、それ、オールマイトのキーホルダーだよね！？オールマイト！！好きなの？」

「……ああ｡」

「オールマイトかっこいいよね～特にあれ見た！？」

そう言って私はいつの間にかオールマイト語りをペラペラと始めていた。

数分後、
私ははっ！とやってしまった事に気づく。

「ごめん！！私オールマイトが大好きで...」

「あいつみてぇだな。」

「え！？なに！？」

「なんでもねぇ、帰るぞ。」

そう言い彼は私の手を引っ張り一緒に帰ってくれた。

「また倒れられても困るからな」と言った｡

次の日から、私はいじめられなくなった。