かっちゃんがヤンデレで溺愛してくる話｡【僕のヒーローアカデミア】 (ページ5)

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思い出3 ページ5

目が覚めるとそこは自分の部屋｡

布団で寝ていた。

少し体がだるい｡

夢と思ったが夢ではないようだ｡
どんどん思い出してくる。

「そうだ……私あの後……」

ガチャ

「大丈夫？」

そう言ってりんごをもってきてくれた母が入ってきた。

「お母さん……」

あの男のとは同じクラスなの？
あんたをおぶってここまで運んできてくれたのよ。
「急に倒れた！！！」って｡

おかしい｡彼とは初対面だ。
もちろん家もしらないはずだ｡

私が考え込むとお母さんが私が疑問に思っていることを理解したようで、答えてくれた。

「私、あなた朝から熱っぽかったし、帰りがいつもより遅くて少し心配で……それで家の外に出て探しに行こうとして、あなたの名前を呼んでいたらちょうどそこにあの男の子がきたのよ。」

「朝からしんどそうだったのに、大丈夫とか言って無理して学校行って……たまには甘えなさい。」

そう言いながらお父さんが入ってきた。

お父さんはあのエンデヴァーの弟だ｡顔は少し怖いが優しい人だ｡

「うん……ごめんなさい｡」

熱が治ったら彼にお礼を言おう｡
そう思い、また彼に会えることを楽しみにしていた。

夢の中に彼はでてきた｡

彼は泣いていた。