【暗殺教室】アスピラスィオン【赤羽業】 (ページ39)

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暗殺３９ページ39

それからあの日をきっかけに、赤羽は奥田と蒼波に話しかけていた。

そして自由行動で喫茶店に立ち寄る。

しかし、赤羽は外へ向かう。

「ちょっと考え事したいから外に出るね、すぐ戻ると思うけど」

潮田にそう伝え、店を後にした。

「う、うん、分かった」

喫茶店近くの木陰を見つけ、ベンチに座る。

「ふう…」

１人空を見上げ、話したことを淡々と思い出していたようだ。

「奥田さんは…殺せんせーに飲ませる毒の話」

それは午前中のこと、赤羽は早速話をしてみることにした。

そして奥田と会話した内容は、暗殺方法だった。

「Aちゃんは、連れ去られたときの精神的ショックを受けてないか確認…」

次に蒼波と話したが、彼女の精神的な問題を心配していた。

まだ震えが止まらないときがあるか、思い出したりしてないか。

明らか彼女自身の心配をしているとは、さすがに本人も気付いていたようだ。

「俺…きっと心配なんだよな、放っておけないんだ」

ブツブツと考え込むが、やはり今日も答えは見出せなかった。