【暗殺教室】アスピラスィオン【赤羽業】 (ページ18)

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暗殺１８ページ18

ある日の放課後、私は課題を提出するため職員室を訪れた。

中に入ろうと手に掛けたところで聞こえた。

「蒼波さん、最近よく頑張ってますよね」

「入院期間が長く出席日数の分を取り返したいんだろう」

「いいことですよね」

数名の教師の声だ。

「でもあの転落事故…本当は事故じゃなくて事件なんでしょ？」

「ああ…だが、蒼波は学年上位の彼らの名前を出したんですよ…」

「彼らがそんなことを？まさか…蒼波さんは自分で飛び降りて彼らに？」

違う…私はそんなことしてない！

ちゃんと先生に証言もしたのに…！

「ええ、どうやらそうみたいなんですよ…あいつのこと信用してたんですが……」

失望しました。Ｅ組に行ってもらいたいくらいですよ。

はははっと笑いながら、担任はそう言った。

この耳で聞いた。

そっか。

やっぱりトップから優先して、とにかく自分のキャリアを傷つけたくない。

全てが見通せた気がした。

それから私は成績をどんどん落としていった。