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暗殺８ ページ8
何とか席に着き、授業には間に合った。
丁度チャイムが鳴り響き、殺せんせーが入室。
ふと、殺せんせーがある事に気づく。
「にゅやッ、カルマくんはまたサボりですか？！」
今頃気持ちよさそうに寝てるんだろうな。
私は一人そう考えてた。
堂々とサボる彼の度胸がすごいとか、頭の中はカルマくんのことばかりだった。
授業に集中できず、珍しく殺せんせーにも怒られてしまった。
周りは驚いていたようだけど、殺せんせーが一番驚いていた。
ダメだな…カルマくんの様子が気になり、授業内容が全然頭に入ってこない。
後ろの席で一人赤く染め上げた頬を隠すように、教科書で覆った。
自分の気持ちも押し殺すように隠していたことも、この時の私は知らない。
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作者名：彗 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時：2015年3月15日 2時
